園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2023年12月14日

12月もいよいよ中盤に入りました。それでも気温は平年よりまだだいぶ高い日が多いようで、半そでや裸足であそんでいる子がいまだ見られています。

仙台市でもインフルエンザによる学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいたり、胃腸炎など様々な風邪が広がったりしているようです。当園でも風邪症状のお子さんは見られておりますが、蔓延するところまでは今現在いっておりませんので、なんとか来週の合唱会、終業式と残る行事が無事行えるよう祈るばかりです。

 

さて、今年度の合唱会も大きな会場を借りての開催となります。

本来なら馴染みのある幼稚園ホールで行えるのがベストですが、以前ホールで行っていた時は観客が一度に入りきれず、本番を2度3度繰り返し子ども達への負担や集中力のやむない低下がみられていました。このやり方はこどもファーストではないねと反省で挙がったのがきっかけとなり話し合いが行われました。観客数の制限と我が子の学年のみの観覧は?との声も挙がりましたが、保護者だけでなく祖父母などたくさんの方に子ども達の歌声を聴いてもらい、成長を感じていただきたいという想いがありました。全ての学年を観るからこそ、我が子の成長も感じられるよねということから、会場を別で借りて、本番は一回勝負!この一回にいい歌声を届けようという現在のスタイルに定着しました。

慣れない場所に、幼稚園のホールよりも緊張はするかもしれませんが、そこは先生達の力量で、少しでもリラックスして歌えるような環境を作っていければと思います。そんな先生達だって立派なホールで指揮をしながら子ども達を束ねたりピアノを弾いたりするわけですから、自分達だって緊張すると思いますが、なんとか先生や子ども達が楽しくいい歌声を届けられるよう、エールを送っていただけたらと思います。

 

年少さんは満三歳児の一学年下の子ども達を含めての発表となります。上記で挙げたように慣れない環境で戸惑う姿も見られると思いますが、毎日楽しく身振り手振りで楽しんでいる姿をそのままご覧いただけたらと思います。家族の顔が見えて涙してしまったりソワソワしたり、逆に舞い上がってしまったりという姿も見られるかもしれませんが、それが年少さんの姿です。そんな姿もご愛嬌♡という気持ちでご覧ください。

年中さんもとにかく元気!大好きな歌を大好きなクラスの友だちや先生と一緒に歌えるだけで大満足しているような、そんな印象を受けています。年長さんに引けを取らないくらい落ち着いて歌えています。ですから本番でも友だちや先生と一緒に、きっと元気いっぱい歌声をお届けできるのではないかと思っています。

そして年長さんはやはり迫力が違います。たった1、2年の年の差で、こんなにも自信に満ちた表情や姿でステージに立つことができるんだ…そんな印象です。このような姿になるには、これまでのクラスでの活動や生活の積み重ねがあるでしょうし、2学期には運動会を経験したり苦手なことにもチャレンジしたり、そういう小さな日々の積み重ねが、子どもたち一人一人の自信となって今の姿があるのだろうと思います。年長児の迫力ある歌声は他学年の保護者の皆様方にも是非ご覧いただきたい姿です。

そして、去年の我が子はこんなだったなーとか、来年の我が子はこんな姿になるのかな…など、子どもの成長を懐かしんだり期待したりしながらどうぞご覧いただければと思います。

 

最後に

先日、年中Yちゃんから「園長先生にお手紙書いてきたよ」と言って一枚のお手紙をもらいました。

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みんなで歌を歌っているところだそうです。

みんなニコニコとっても楽しそう♪ Yちゃんはきっと楽しみながら歌を歌っているのでしょうし、歌を歌っている時、みんながこんなふうに楽しんでいるように感じているのでしょうね。

当日はみんながこんな笑顔で歌えたら最高☆

でも、もしかしたら緊張で顔がちょっと固くなってしまったり興奮して落ち着きがなくなってしまったり。そんな姿ももちろんあるかと思います。それでも子ども達がひとりひとり楽しんでいる姿、一生懸命頑張っている姿を受け止めていただき、温かい目でご覧いただけたら幸いです。

当日は是非ご家族の皆さんでお越しください。

お待ちしております。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

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