2022年09月07日
二学期が始まって早々、嬉しいことにたくさんのイベントがたて続いています☆
二学期は新型コロナウイルスとの向き合い方や付き合い方も少しずつ変化させながら、幼児期にしかできないあそびや活動を積極的に取り入れ、子ども達の経験の幅を広げていきたいと考えています。もちろん感染対策は引き続き行いながらになりますが、保護者の皆様のご理解やご協力もいただいて進められたらと思っています。
その手始めに、親父の会主催の『どろフェス２０２２』が３年ぶりにめるへんにかえってきました(涙)！一学期からの延期による日程変更や平日にもかかわらず、７０名以上のお父さん方が子ども達のために朝から穴を掘ったり水をくんだりしながらどろんこのコーナーをいくつも用意。今回学年ごとに分けて行う事になったため、穴掘りなど準備のあとは１時間半近く体を張ってあそんで下さり、その後はまた穴埋め作業…。平日の為午後からお仕事に向かわれたパパたちもいらしたようで本当に感謝です。コロナの影響で、年長児にとっても幼稚園最後の年に初めてどろんこ大会ということだったため、何とか経験させてあげたかった行事のひとつでしたが、お父さんたちのおかげで無事年長児にも経験してもらうことができました。最初は少々躊躇していた年少年中さんも、お父さま方から声をたくさんかけてもらって楽しむことができていました。めるへんの親父の会は『みんな我が子』をモットーにたくさんの子ども達と関わってもらうこと、そしてお父さん達も楽しむことをベースに行っています。どろんこ大会は３年ぶりの開催とあって、どのようにどの程度子ども達に接すればよいか分からなかったりイメージが湧きにくかったりした部分もあったと思います。そしてマスクを着用したままのどろんこ大会でお父さん達も大変だったと思いますが、子ども達のために本当にありがとうございました。
私も不本意ながら(笑)、恒例となってしまっている始球式ならぬ泥水へのウォータースライダーの飛び込みで３年ぶりに体を張っての『どろフェス２０２２』の幕開けとなりました(笑)。翌日尾てい骨が少々痛みましたが(笑)、まだまだやれそう♪でもこれはお父さん達には内緒です。でないとまた来年…💦どうぞお察しください(笑)。
どろんこ大会終了後には、「我が子の園での様子や雰囲気も全くわからなかったので、こうして一緒に遊べてよかった」「すごく楽しかった」などと感想を頂いたり、降園のお迎えにいらしたママさんからは「今日はどろんこ大会ありがとうございました。主人も楽しかったと帰ってきて、先生達は毎日こんな風にあそんでくれていてありがたい。と言いながら今は疲れて寝ています♪」とお声をかけられました。３年ぶりの開催となったどろんこ大会はやっぱり最高☆でした。
そして先週土曜日は『めるへんわんぱくだん大集合～年長さんにサチアレ～』と題して年長お泊り保育の代替えイベントを無事行うことができました。天気が心配でしたが、予定していたものを全て行うことができ大満足でした。登園時、駐車場で車から降りてきたK君。「はぁ～…!!!」と大きなため息をひとつついて「どうしよう～ドキドキする～！ワクワクがとまらない～」とつぶやいて走っていったK君の姿が大変印象的でした。少しでも多くのワクワクを♡との思いもあり、急遽私も魔法学校のチーバル園長に扮し、魔法の力で子ども達を盛り上げるという内容を先生達と考え、イベントに盛り込みました。年長児がお泊り保育に向けて読み進めてきた『わんぱくだん』の絵本に出てくる登場人物に扮した先生達を魔法で登場させ、さらには光る腕輪やペンダント、おやつのアイスまで入った宝箱も登場させるという、チーバル園長の魔法は絶好調の一日となりました☆
夕食は先生達手作りのスペシャルコーン入りカレーライスを夕暮れ時の園庭で食べました。出来立てほやほやの美味しいカレーを食べた後は、ワクワクドキドキ園内ナイトツアー☆ そして最後は園庭で６人の火の神様が登場しキャンプファイヤーに火をともしてくれました。キャンプファイヤーを囲んで年長児が２曲踊りを踊った後は締めの打ち上げ花火を堪能しました。園舎屋上から技能主事２名が体を張って打ち上げてくれた花火は、大きな音と共に夜空を綺麗に彩ってくれました。花火の打ち上げも３年ぶりだったので感無量!! いらして下さった年長保護者の皆様方にも一緒にご覧いただくことができ、みんなで去り行く夏を味わいました。
後日、担任達には年長保護者の皆様からたくさんの感想の連絡帳をいただいたようです。コロナ禍でもこうしてイベントが開催できたことへの喜び、去年とは違った大人になった我が子の姿への感動、そして休日にイベントを開催したことへの私達教職員へのねぎらい等。さまざまな想いの感想を寄せていただきました。ありがとうございました。私たちも年長さんにこのイベントを楽しんでもらうことができて本当に嬉しかったです。
運動会が９月末に控えておりますが、その他にも、現在各学年やクラスごとにボディペインティングや土粘土、親子行事などダイナミックな活動と保護者参加の行事が目白押しです。
ここ２～３年はなかなか子ども達の活動の様子や園での生活の様子をご覧いただけずにおりましたが、先に述べたように新型コロナウイルスと上手に付き合いながら、教育を止めず、今子ども達に経験してほしいあそびの環境を工夫しながら取り入れていきたいと思っています。そして子ども達の成長を保護者の皆様にも実感していただけるよう、園に足を運んでいただける機会を増やしていきながら一緒に成長を分かち合っていけたらと思っています。
園長 伊勢 千春