園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2021年10月13日

★ 絵本の話 ★

先日、S先生がこんな子どもの会話を聞いたと、朝の打ち合わせ時に話してくれました。

 

絵本コーナーでの女児二人の会話

Aちゃん「ねえ、『こんとあき(※絵本名)』っておもしろいよねー」

Bちゃん「うん。おもしろいよね」

Aちゃん「でもさ、『かこさとし』もおもしろいよねー」

Bちゃん「うん!おもしろいよね!」

『かこさとし』・・・きっとそれは『からすのぱんやさん』など数々の絵本をてがけた『かこさとしさん』のことだろうとピンと来たというS先生(笑)。「会話は女子高生のようなテンポだったものの、『こんとあき』の絵本名につられたのか、そんなほっこりな間違いが何ともかわいらしく、それでも会話がきちんと成立していた微笑ましい光景だった」と朝の打ち合わせでエピソードを披露してくれました。そんなかわいらしい子どものエピソードを皆で共有できたほっこりした朝の出来事でした☆

 

★ スケート教室 ★

スケート教室から帰ってきた年長組。「おかえり~!」と出迎えると「ただいまー!!めっちゃたのしかった」とYくん。「そっかー!それはよかったね」と話していると、Gくんが「おれ、めっちゃ暑くて汗かいた~!」とニット帽をとって汗でびっしょりの頭を見せてくれました。するとほかの子ども達も「おれも汗かいたー」「暑くてスキーウエア脱ぎたかった~💦」と暑かったアピールを次々する子ども達。

そんな傍ら、Iくんが「おれはめっちゃ寒かった~!」と震えるポーズ。大多数の子が「暑かった」という中でのI君の発言に、「そうなの~?Iくんは寒かったか~」と話を聞いていると、引率したA先生が「そうだよね…だってIくん、一番氷面に多く接していたもんね(笑)」とひとことこっそり教えてくれたのでした…。なるほど、そう言う事だったのね、がんばったのね…と心の中でつぶやきました。

 

何気ないやりとりですが、子ども達を陰からあたたかく見守っている先生達にもほっこり。

自分の目に触れている部分はごくわずかでも、こうして子ども達の姿や出来事を職員間で共有し合える環境っていいですね。

子ども達に携わる私達も子ども達から癒され心を豊かにしながら、また子ども達とかかわっていく。そんな循環ができる環境に感謝しつつ、また今日も子ども達とのかかわりや周りの人たちとのかかわりを楽しんでいこうと思った一日でした。

 

 

園長     伊勢 千春

 

 

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