園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2018年08月29日

月曜日から二学期が始まりました。

始業式の日、玄関で子ども達を出迎えると、元気に「おはようございます!」という挨拶をしてくれる子がほとんどでした。中には「おはよう」の挨拶の代わりに「ひっさしっぶり~!」と元気にタッチしてくる子や「わたし5さいになったよ!」と張り切って教えてくれる子など様々でした。「おばあちゃんのおうちにおとまりしたよ」「おまつりにいったんだよ」「いとこがとまりにきてくれた」「プールにいってきたよ」など、夏休み中の出来事をたくさんお話してくれた子ども達でした。

朝恒例の玄関でのひとりひとりの出迎えタッチも、小さなてのひらの感覚が久しぶりで、かみしめてしまいました♡

 

さて、夏休みに入る少し前から夏休みにかけて、先生達で研修会にたくさん参加してきました。遠い所では愛知県まで!愛知には、幼児の好奇心の芽を育むための環境を考えるため、公開保育も参観し、実際他園のあそびの様子や環境のつくりかた、その園の教育に対する考え方や保育への取り組みなどを肌で感じてきました。また、基調講演では実りあるお話を伺ってくることができたようです。

その他、当園では特に夏休みを利用して研修会に出向き、たくさんの学びを先生たち自身もしようというスタンスでおります。できる限り、自身の学びたいと希望する内容のテーマや講座に参加できるようにしています。絵本の読み聞かせや身体表現などの技術面の向上を促す研修から、食育や子ども理解、小学校の先生との連携に伴う合同研修会などなど、一学期から夏休みにかけて先生達が参加してきた研修会の数は40以上です。これだけたくさんの研修会に参加し、学んできたものを参加者だけのものにするのはもったいない!そこで『研修伝講会』という名称で参加してきた先生が資料をまとめ、みんなに内容を伝えてくれるというものです。この研修伝講会を今週月曜日の午後に行ないました。研修会で特に印象に残っていることや、感銘を受けたこと、是非自分の保育で活かしたい内容などを中心に伝えてもらうようにしています。一人の先生が学んできたことはみんなで共有し、めるへんの保育として取り入れていく…そのような考えで行なっています。学んできたことを自分なりに紙面にまとめ、発表する。これももちろん立派な勉強ですが、これで終わりではなく、ここからが始まり。この自分自身で吸収してきた学びをどう明日からの保育に活かしていくか、そこが最も重要だと思います。技術面は実際自分の保育に取り入れたり、考え方や理解の仕方を学んできたものに関しては、意識をして保育や子どもの見方に加えていったりしながらよりよい環境がつくれるといいなと思っています。

そして夏休みの最後には消防署の方にいらしていただき、AEDの使い方をはじめ、万が一に備えた救命講習を3時間受けました。2~3年に一度の割合で定期的に実践訓練を行なうことで、確認が取れたり改めて意識を向けたりすることができるので、大事にしている内容です。

 

保育の現場はとても楽しいけれど毎日がてんてこまい。

子ども達の帰宅後も各学年や部門ごとの打合せやら会議をはじめ、行事の準備やプリント作り、明日の保育の準備など、こなさねばならない業務がいっぱいです。だからこそ、少しゆとりの出来る夏休みには先生達にも自分の時間を有効に使ってもらい、リフレッシュしたり、普段はなかなかできないようなことを経験したりしながらエネルギーチャージしてもらいたいと思っています。少しはそんな時間がとれたかな。

二学期が始まったとたんにグズグズ天気が続いていますが、二学期も元気に始動です☆

 

 

園長    伊勢 千春

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