園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2018年02月19日

2月19日(月)

昨日一昨日と、冬季オリンピックで金メダルが日本にも二つ舞い込み、あきらめない気持ちや並大抵ではない努力の重さがあの金メダルには込められているのだろうなーなどといろいろな思いを感じる週末になりました。

そんなオリンピックに沸く中の二日間で、年長有志の親父の会の皆さんが先日ペンキ塗りの終わった園庭の柵に文字入れをして下さいました。時折雪が舞う中、タイミングを見計らいながらの作業は進みもなかなか難しかったのではないかと思います。話によれば、作業をしながら皆さん「すごい!すごい!」と言いながら楽しく作業が進んでいったとのこと。今朝出勤してみると文字入れが完了した柵が目に飛び込んできました。何度も集まってこんなに素敵に仕上げて下さったお父さま方、ありがとうございました。ここにはいらっしゃれなくても思いを寄せて下さったお父さま方もありがとうございました。

さて今朝はまた少し空気のピリッとした朝でした。土日で少し降った雪が園庭にも若干残っており、園庭中央では友だちや先生達とそりあそびをしている光景が楽しそうでした。

園庭をぐるっと歩いてまわっていたら、S君に「せんせい、きて!」と腕を引っ張られ園庭の端っこにいってみるとこんな隠れたところで面白いことをしている子ども達を発見!

階段の脇が凍っていてツルツルになっており、そこをスキーウエアを着た子ども達が順番待ちをして、お尻すべりしているところでした。ウエアの素材が滑りやすいのでスピードも出て、これは子どもにとってはかなり楽しそう!しかも階段側にお尻がずれてしまうと途端に勢いがなくなりデコボコ階段をただお尻で降りている状態になってしまうため、いかに身体を使って上手くバランスを保ちながらお尻がこの端の部分からずれないで下まで行けるか、それによってスピードを楽しめるかどうかが違ってきているようでした。自然に体幹も鍛えられそうなそんなあそびでした。普段おとなしそうなはにかみ屋さんのRちゃんも何度も何度もチャレンジして楽しんでいる姿にビックリ。「たのしそうだねー」「こんなにスピード出るんだー!」と私が感激していると、またまたS君。「せんせい、こっちにもおもしろいものあるからついてきて!」とまたまた腕を引っ張られ今度は大型遊具『めるへんらんど』の下へ連れて行かれました。すると、「せんせい、ちょっとちっちゃくなって!ほら、ここみてみて♡あかちゃんツララがいっぱいなんだよ♡」と。その赤ちゃんツララを楽しんでいる子達がたくさんいました。「おとうさんのおひげみたいにツンツンしてるでしょ☆」という子もいて、子ども達に癒された瞬間でした。

私の心の声。

みんななんてかわいいのかな。赤ちゃんツララもすごくかわいいけど、こんな面白いものを見つけて喜んでいるみんなも、うんとうんとかわいい♡

スキーウエアのお尻でそのままスピードつけて滑るのも、今しかできないよね。もしスキーウエアのお尻が薄くなったり穴があいちゃったりしたらお母さんに怒られちゃうのかな…?ママ達、怒らないであげてほしいな。だって子ども達はこんなにイキイキと楽しそうにあそんでいるんだもの。

みんな一生懸命今を楽しんでる。

今日は子ども達に変わって私が子ども達の心の声を少しだけ代弁させてもらおうっかな♡

そんな日があってもいいかなと思った朝でした☆

 

 

園長    伊勢 千春

© めるへんの森幼稚園. All Rights Reserved.