園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2018年01月11日

2018年がスタートし、昨日は3学期の始業式でした。

登園バスから降りてきた子ども達は、「あけましておめでとうございます」という子もいれば、そのあとに「ことしもよろしくおねがいします」と補足の挨拶をつける子もいました。子どもにとってはなかなか言い慣れない挨拶のため、新年のあいさつをしたいのに、なかなか「あけましておめでとう」という言葉がスムーズに出ず、途中でもごもごになってしまう子もちらほら。お母さんやお父さんと歩いて登園してくる子にも挨拶をすると「ほら、家でも練習してきたでしょ☆」とお母さんに促されている姿に、みんなこうやって家でも練習してきたんだろうなーと微笑ましく感じました。

冬休みの間に、「おばあちゃんの家にお泊りしてきた」「温泉におばあちゃんたちとお泊りしてきた」「初詣に行った」など、お出かけ話をたくさん聞かせてくれた子ども達でした。

私も例年のごとく、初詣に行ってきて一年の無事をお願いしてきました。おみくじをひいてみるとなんと大吉。よっしゃ~!という気持ちで思わずその場で小さなガッツポーズをしましたが、内容を読んでみると、「えっ?!このおみくじ本当に大吉?!」と疑いたくなるような内容…。むしろ凶では?!おみくじの印刷ミス?なんていうことも思い、何度かおみくじを見返しましたがやっぱり大吉…。大吉を信じるか内容を信じるか…と訳のわからないことを考えましたが、いつも思っているように、ようは自分の心の持ちよう。最終的には常に自分の行動を顧みながら誠意をもって仕事に向き合ったり、人と関わったりしていこうというところに落ち着きました。おみくじの結果が良くても悪くても、最終的には自分の普段からの心がけや気持ちの持ち方でその年がいいものになるかどうかが変わってくると思うので、今年も一年健康に気を付けながら良い年になるよう努力していこうと思った年の初めです。

さて、昨日の始業式の中では、先生達が『十二支のうた』を披露してくれ、今年は戌年!という話が出ました。昨日始業式の司会をしていたのが新人のフレッシュなM先生。式の最後に「実は先生達の中にも戌年の先生が三人います。」と話しはじめ「まず一人目は園長先生!」と急に呼ばれたので思わず「ワン!!」と犬になりきって元気に返事をしました(笑)。「二人目はN先生!そして三人目は私です♡」と司会から子ども達におしらせがありました。私の一番年上を筆頭に、3人共戌年ではありますがそれぞれ年代が異なり、3世代…というところになんだか複雑な気持ちで苦笑い。帰りのバスに乗り込もうとしていたYくんが「千春先生!僕のママとパパも戌年だから園長先生と同じ年だね☆」とニコニコしながら帰っていきましたが、Y君が家に帰りその話題になったら、私の年齢がばれてしまうなとまたまた苦笑い…。まあ、いまさらいっか☆と思いながら何年生まれかの話題で大いに盛り上がった一日でした☆

皆さんは新しい年をどんなスタートを切ったでしょうか。

現在はお昼を少し過ぎた時間で日差しも出てきました。気温も若干上がってきたようですが、今朝は雪も舞って寒さが厳しくありましたが、子ども達は久しぶりの幼稚園を駆け回り、元気いっぱい外あそびを楽しんでいました。

今年も一年、子ども達が健康で元気でありますように。

そして、とことんあそび、いろいろな経験を通してたくさんのことを心で感じ吸収しながら心のねっこをぐんぐん伸ばしてほしいと願っています。

そんな子ども達が育まれる環境作りができるよう、2018年も頑張ります!

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

園長    伊勢 千春

 

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