園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2017年07月03日

仙台も梅雨入りしていたもののまとまった雨は降っておらず、そろそろかなー…と思っていたら、今日は梅雨らしい天気になりました。週間天気予報によればここ数日はずっと曇りや雨のマークが並んでいて、やはりこれから梅雨本番といったところでしょうか。

めるへんの駐車場脇のアジサイも先週はまだうっすらとした紫色でしたが、今週に入ってからは色鮮やかな自分色を存分に主張しています。蒸し暑くジメジメして体感的にも良くないし、子ども達にとっても外あそびができないのは体も発散できないので、どうしても気分が下がり気味になってしまいます。ですが、私達人間や生き物にとっても植物や食物にとっても雨はなくてはならないもの。だから少しでも気分を上げてみようと、アジサイの様子を見にいってみました。

雨に当たってとっても綺麗!水分をたっぷり含み、心なしかシャキッとしてイキイキしているように見えます。

・・・・・しかしそうは言っても、今週末にはおやじの会主催のどろんこ大会があるので、その都合上、それまではたくさん降ってもいいから当日は晴れてくれないかなーなんて勝手な思いを抱いている私です…(笑)。

 

さて、先日、めるへんを卒園した、現在小学校3年生のJ君がお母さんのSさんと一緒に夕方幼稚園に顔を出してくれました。Sさんから「先生~、癒されに来ちゃいましたぁ♡」となんともうれしいお言葉をいただきました♡自宅の方面は幼稚園とは全く違いますが、ご用ついでにこうして顔を見せに来てくれました。レスリングとラグビーを頑張っている話、学校のクラスでの話、出かけた先の話…いろいろな話を聞き、元気で頑張っているんだなーと嬉しくなりました。みんな元気でいるかなー、背はどのくらい伸びたかなー、学校はどうかなーなどなど卒園しためるへんっこのその後もよく職員室で話題になりますし、先生達みんなで気にかけています。遠くにお嫁に行って、ママになっている教え子のKちゃんも実家に帰省した時は赤ちゃんを連れて顔を見せに来てくれていますし、めるへんっこがパパやママになって自分のお子さんをめるへんに入れて下さっている方もたくさんいらっしゃいます。あんなに小さかったのにもうパパやママ!ビックリです(笑)。でも違う形でまたこうして縁が結ばれていると思うと本当に嬉しい。

昨年は私の娘が中学校で数学を教えていただいていた先生も、実はめるへんっこ。お世話していただく立場に逆転していました(笑)。縁ってすごいですね。

そして昨日嬉しいニュースが飛び込んできました。

日本人で3人目となるテニスの『ATPツアー』で優勝した杉田祐一選手。彼も実はめるへんっこです!私は担任ではありませんでしたが、元気で人気者で運動神経がよかったという記憶があります。あんなに立派になって世界で戦っているんですね。感慨深いです…。こうして頑張っている姿を見て、私も頑張らなくちゃ!という気持ちをもらい、今いるめるへんっこ達にもそんなたくましさが育てばいいなーと思った一日でした。

どんな形であれ、卒園した後も自分らしい道を歩いていってほしいというのが願いです。もしかしたら、途中寄り道したり一呼吸ついて立ち止まったりすることもあるかもしれません。時にはそういう時間も必要だと思います。寄り道したり立ち止まったりすることもあるから前に進めた時にまた新たなものにであえたり自信につながったりすることもあると思います。前に触れたように、雨は生活するには少々うっとうしく煩わしいと感じることもありますが、なくてはならないもの。雨の日があるからお日さまの光がありがたい。それと同じかなとふと思いました。そんな思いでこれからのめるへんっこのことも、卒園しためるへんっこのことも応援していきたいなと思った雨の日です。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

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