園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2016年12月20日

12月も半ばを過ぎ、今年ももうすぐ終わろうとしています。

今年一年を振り返ってみると、めるへんっこには大きなけがや事故もなく平穏に過ごせた一年になりました。

今年度が始まる4月の少し前、3月28日にめるへんの園庭にコナラの木が仲間入りしました。今年は植樹して初年度だったこともあり、葉をつけてくれるだろうか…根っこはしっかりめるへんの地に根づいてくれるだろうか…と少々心配しておりましたが、新緑の時期には葉の数はそれほど多くないものの、緑色の葉をつけ、秋にはしっかり紅葉していました。実はつけなかったものの、葉をつけているということは、根っこも順調に根づいているのだろうと嬉しく思っていました。

 

そして夏頃には職員が二人産休&育休に入り、新たな命の誕生がありました。

 

秋には例年にないクマ騒動!

本来であればこの時期の風の子公園はとってもいい気候で、秋の自然でたくさんあそべたはずでした…。しかし今年は私もめるへんに勤めてかれこれ2☆年間になりますが、その間一度も耳にしたことがなかった近隣でのクマ目撃情報により、風の子公園への散策を念のため控えなければならない事態になりました。木の実がたくさん落ちる時期なだけに万が一を考えるとなかなか難しく、あちこちからの近況や情報集めに気を集中していた秋でした。

しかし先生たちは松ぼっくりや木の枝などを集めて、それらの自然物を使った秋の工作などを例年通り行なってくれました。風の子になかなか行けないかわりに年少さんでは、はないちもんめや氷鬼など大勢であそぶと楽しい集団あそびを意識して取り入れていたようです。また、年中さんでは裏庭に行って落ち葉のシャワーをしてあそんだり、桜の落ち葉をたくさん集めて染物をしたりしていたよう。年長さんは長い距離を歩いて、水の森公園に行ったり、賀茂神社の紅葉を見に行ったりと例年にはない活動を取り入れていました。また、隣の森で木登りや崖のぼりなどダイナミックなあそびがあまりできない分、ドッジボールも例年より早く取り入れ、園庭でたくさん体を使うあそびを意識的に取り入れていました。

 

昨年はソニー教育財団が主催する【科学する心を育てる】というテーマ論文で最優秀賞をいただいたことによる公開保育を行ない、全国の教育関係者が当園に集う研究会の開催で大変忙しい年でした。しかし、今年はそうやって昨年勉強したことを活かし実践する年でもありました。そのような意味では忙しさに追われず、先生達もひとりひとりがじっくり自分の保育と向き合えた年になったのではないかと思います。

 

あ…。

職員の中にはちょっとしたニュース…ありました、ありました!若い先生たちが結婚したり出産したりする嬉しいニュースとは一味違う、大人の祝い(笑)。

技能主事のMさんが還暦を迎え、先生達でささやかながらお祝いをしました。園の会議室で(笑)。お花紙で作った花や、キラキラの飾りをつけ、会議室に少々色気をつけました。赤いちゃんちゃんこを着てもらい、特大ケーキにひとりケーキ入刀。私達からのプレゼントは赤いTシャツでした!来年の夏には是非着用してもらいたいなーと思います♡

みんなで記念撮影をすればよかったのですが、すっかり撮り忘れてしまったので主役の写真を拝借(笑)。

さて、来年は酉年。

酉年なだけにひとりひとりが飛躍できるよう、めるへん職員チーム、来年も力を合わせて頑張ります!

 

 

園長  伊勢 千春

 

 

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