園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2016年06月02日

ここ数日、バタバタと忙しく、なかなか保育室もまわれずにいる日が続いておりましたが、今日保育室をぐるっとまわってみました。

今日は歯科検診の日でしたので、どのクラスも検診に向けてちょうど集まりの最中。

年少さんは2クラス集まって歯科衛生指導の紙芝居を見ている真っ最中でしたが、それはそれはとても静か…。いつもあんなに賑やかなのに…!と驚くほど、静かに歯科衛生士さんのお話に耳を傾けていました。

こちらのクラスの年少さんは、検診のため、ホールに移動中。検診の順番に担任から名前が呼ばれ、一列になって列が崩れないよう、汽車ぽっぽのように連なりホールへ向かっていました。

4月から入園し、大好きなお母さんから離れて新しい環境の中で生活を始めて、まだ一ヶ月と半。

しかしこんなに年少さんでも成長しているのですね…。

子育てをしているとなかなか成長している部分より、もっとこうなってほしいという願いの部分の方が口から出てしまうこと、あると思います。でも、こうして子ども達は確実に成長しています。

みんなみんな幼いながらに頑張っています。

先週、娘の中学校の役員を引き受けているため、長距離走大会の沿道の誘導係として行ってきました。生徒達の真っ赤な顔をして一生懸命走る姿と聴こえてくる大きな息づかいや足音を間近で感じ、ひとりひとりに心の底から「頑張って!」というエールを送りたい気分でした。・・・・・というか、実際大きな声で声援を送りましたが…(笑)。

年齢は問わず、子ども達は親から離れたところでこんなふうに日々を頑張り、成長しているのだなーと思うと、みんなが愛おしく思えてなりません。心でいろいろな事を感じながらこうして子ども達をみていくと、ひとつひとつにいちいち小さな感動をしてしまいます(笑)。

こうして日々を過ごしているわけですから、調子がいい時もあれば、時には少ーし心も体も疲れてしまうことだってきっとありますよね。そんな時は心にゆとりを持って子ども達を受け止めてあげたいですね。私もそんな子ども達の心を受け止めることができる「大きな受け皿」になりたいなーと思う毎日です。

 

今朝、子ども達と見つけた、いいもの♡♡♡

めるへんの園庭のキウイフルーツの花と、梅の実です。

 

 

園長   伊勢 千春

 

 

 

 

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