園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2016年01月26日

今日は隣の森へ出かけるクラスが数クラスあったので、私も子ども達について行ってきました。

「ねえ、みんな~。お話少しお休みして、お耳すましてみてー。長靴で雪を踏むといい音するよ~。」と年少の先生。

ホント!静かな森に「キュッキュッ」「ギシッギシッ」「ザクザク」・・・いろんな音が聞こえてきました。

広場に到着すると、みんな思い思いの雪あそび♪

青空にお日さまも出ていてほんのり暖かく、雪あそびには絶好調!ソリあそびをしたり駆け回ったり、雪の上を転がってみたり・・・。 雪がキラキラと眩しいくらいでした☆☆☆

あ・・・誰かが作った雪だるま発見!鼻は本物の人参で目とボタンはチョコパイ!「この雪だるまおっきいね~・・・」と恐る恐る長い木の枝でツンツンしてみる年少さん。

「雪のおイスみーつけた!」Hくんはこの雪の椅子が気に入ったようで、しばらーくこの椅子に座ってみんなが楽しそうに遊んでいるのをニコニコしてみていました。

これも立派なあそび。

こうやって自分の好きなあそびや空間を見つけ、リラックスして心から楽しめている表情がうかがえました。ほのぼのする、なんともかわいらしい光景♪

そして、年少さんから少し離れ、梅林の方に進んでいくと、さっきまで年少さんと同じ広場にいた年長組さんを発見!

なにやら雪の風の子で絵本を見ている子ども達。子ども達が絵本に集中し心奪われているので、静かにそーっと近づいていき様子をのぞき見(笑)。

どうやら劇あそびの最中にえんま大王を探しに森へやってきて、えんま大王の手がかりになる絵本を見つけ(先生のしかけです…(笑))、読んでもらっていた様子・・・。

これまたなかなか味わえない特別な空間のようでした・・・。

邪魔をしないようにとそーっとその場を離れようとして、ふと上を見上げるとー。

梅の花がこんな具合に・・・。

でもまだまだ雪は残り、私の今日であった風景は、冬と春が一緒にやってきたような不思議なものでした。

園長    伊勢 千春

 

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