園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2015年11月19日

先日、幼稚園のお母さんたち対象の近園対抗バレーボール大会が泉体育館で行なわれました。参加チームは約30チーム程度で、A~Dブロックに分かれての白熱した戦いが繰り広げられました。

めるへんからもバレーボールサークルのお母さん達が出場しました。

会場が園から近いということもあり、私も途中から応援に参戦!…のつもりが監督バッジをつけベンチ入りすることに(笑)。

応援席から見る風景とはまた異なる、臨場感あふれるコート。

選手の気合や緊張、熱気がダイレクトに伝わってきました。

そして、そのみている光景に懐かしさがこみ上げてきました。

実は私も、学生時代には小学校でバレーボール愛好会、中学校の部活でバスケットボール、高校ではテニスと、スポーツ三昧で、特に中学時代は部活のバスケに毎日明け暮れていました。今は「体育館」のコートになんて入る機会もないので、今回、バスケをしていた○十年前を思い出しました(笑)。

ですから種目は違いますが、コートで繰り広げられる戦いに自分も気持ちは選手と一緒な感覚に、今回なっていたと思います。

 

そしてめるへんのチームはというと・・・。

二試合行ない、二試合とも接戦の末2-0のストレートで勝ち上がり、決勝へ。そこでもさらなる接戦を制し、これまた2-0で勝利を獲得し、ブロック優勝に輝きました!

点を取られたり、ミスをしたりももちろんある中、ベンチからも「声出して~」「ここからここから!」「いいよ~つながってるよ~」など、気合入れの声が飛んでいました。また、会場の応援席からも黄色い歓声と、気持ちを後押しする声援が届いていました。

 

観戦していて思ったこと・・・。

一生懸命な姿は美しい。一生懸命な姿は見ている周りをも感動させる。それはもちろんスポーツの世界だけではありませんが、人の頑張る姿や一生懸命な姿は本当に心に響くなーと…。

そして、一生懸命な姿を見ていて気持ちがいいのは、子どもだけでなく大人の一生懸命な姿も素晴らしく、年齢は関係ないのだなという再確認を肌で味わった一日でした。

いつもは子ども達の姿に感動の毎日ですが、この日はまた一味違った感動を味わえた一日となりました。

大会翌日、応援にかけつけていらした保護者のKさんが、「昨日の試合を見て、スポーツはできないけど、私も何か頑張らなくっちゃと思い、そうだ!私は仕事頑張ろう~なんて思っていました~。」とおっしゃっていました。

私も、いろいろな意味で刺激を受けた一日でした。

 

さて。

監督バッジをつけベンチ入りした私はというと~・・・。

上記のような感動に終始浸りつつ、今、時の人となっているラグビー五郎丸選手のルーティンポーズのような低姿勢、前のめりな格好でベンチに座り、声を張っての声援…。気づけば声しか出していないのに汗だくでやりきった爽快感で満ち溢れていました(笑)。

 

 

園長   伊勢 千春

 

 

 

 

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