2015年10月08日
職員室の外の窓辺にどっしりと腰を下ろし、泥団子を作っている年長さん。
会話を聞いていると、とても面白い!
「今のおれの泥団子は、この段階!」
「○○君のは、この状態だね」
「じゃあ、私のはどの段階?」
など、『どろだんご』の本を外に持ち出し、出来上がる過程の写真のページで会話が盛り上がっていました。
「ここまで目指したいよね~」と、完成したピカピカの泥団子の写真をみんなで眺めて目標を定めている様子…。
すると年少さんもやってきて、どんなふうに作るとツルツルの泥団子になるのか年長さんに聞きに来ていました。
職員室前の砂は白砂でサラサラの砂だから、ここの砂を使いながら作るといいよ…というコツを教えてもらっていました。
年長さんは、園庭でのあそびの経験値が年少さんや年中さんより豊富な分、砂や土の状態がどんな具合か自然に習得しているのですね。そして、その自分が習得した知識や技を、友だちや年下の子達に教えてく…。
あそびというのは、こうして伝承されていくのですね。
外に持ち出された絵本・・・。
子ども達のいっぱいあそんで砂のついた手でめくられ、砂っぽくなっていましたが、絵本もこうして使われ大満足だろうなーと感じました。子ども達のその時調べたい気持ちや欲求が満たされながらあそびこめている時間だと思いました。
さて、どれどれ。どのくらいできているのかな・・・?
毎日どこまでできたか見せてもらえるのが楽しみな私です♪
« 響いてきた音