2015年10月20日
１０月１６日(金)
青空が高く、とっても気持ちの良い秋晴れ。
幼稚園から見える風の子公園の木々の葉も、どんどん黄色や赤に変化しています。
こんな気持ちの良い天気なので、風の子公園に久しぶりに行ってみようと思い、年少さんについて行ってきました。
横断歩道を渡る年少さん。
友だちと手をつなぎ、「右みて左みて、もう一度右をみて」を担任と確認しながら行ない、しっかり道路を渡れていました。
そのあとは、公園への道を歩いていきます。
気温１８℃。天気 快晴。雲一つない青空の中、友だちと会話しながら歩く子ども達は、自然と一体化しているかのようでした。
さて、今の風の子の紅葉はこんな感じです。
春には桜がみごとだった風の子の桜の木は、今、黄色やオレンジ、赤に染まっており、また春とは全く違った景色を楽しませてくれています。どんぐりの木の下にはたくさんのどんぐりも！
野原を歩いているとカサカサっと、草むらを動き回る虫の音。鳴き声も聞こえてくるので、きっと草むらに秋の虫が隠れていたのでしょう。落ち葉もたくさん落ちていて、パリパリっと歩くたびに、これまた今の落ち葉の時期にしかきくことのできない音を楽しむことができました。
春や夏の雰囲気とは全く違う楽しみ方ができ、秋を満喫。
子ども達がこの自然の移り変わりの中で、心も体も解放してあそべる空間が非日常のことではなく、日常的に味わえるなんて、本当になんて素晴らしい環境に恵まれているんだろう・・・としみじみ感じた一日でした。
その後は、みんなでミニピクニック♪
週一回のお弁当を楽しみにしている子ども達も多く、今日はそのお楽しみ弁当を年少２クラスが一緒に、風の子公園で味わっていました。
「ありんこがきた～！」とか「落ち葉が落ちてきた～！」と、ワイワイ楽しいお弁当タイムになっていたようです♪
お弁当を食べ終わった後は～・・・。
何かを見つけたり、身体をたくさん使ってあそんだり・・・。こんなふうに秋の森を大満喫していた子ども達でした。
子ども達がこうして自分たちで何かを見つけ、興味を示し、「いいもの、み～つけたっ♪」「うわ～！これなんだろう～？」「ツンツンしてみよっか」「みんなでひっぱってみよう～」など、一人の気づきをみんなで驚いたり、楽しんだり、共感したり…。
そして洋服の汚れなんか全く気にせず木登りしたり、崖のぼりや崖滑りをしたり…。ちょっとドキドキすることも、みんなのまねっこをして挑戦してみたり、やり方を教えてもらったりしているうちに、いつの間にかできるようになる…ということがた～くさんあります。できたことがまた自分の自信になり、次の意欲へとつながっていく・・・。
この幼児期は、こんなふうに身体をたくさん使ってあそんだり、五感をフル回転させて心を満たしていったりしながら、人間形成の土台となる根っこの部分に栄養をたっぷり注いでいけたらなーと思いました。
体や心を充実感でいっぱいに満たすことができる保育に、今後も努めていきたいなーと改めて感じた秋の一日でした。
子ども達の日々の洋服のお洗濯…いつもありがとうございます。
子ども達の洋服の汚れは、たくさんたくさんあそんだ勲章！
子ども時代の 特別な「勲章」 です。
園長 伊勢 千春