園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2014年12月18日

12月も半ばを過ぎ、幼稚園も明日が終業式です。

二学期は親父の会主催の「どろんこ大会」から始まり、運動会、芋ほり遠足、焼き芋大会、合唱会、クリスマス集会と様々な行事が盛りだくさんでした。

クラス活動も、一学期の個人のあそびの充実から集団でのあそびの充実に変わっていきました。

また、隣の風の子公園にもよく足を運び、存分に自然に戯れていました。

子ども達は木々の葉の色の変化に気づいたり、アリやチョウなど春の虫にかわり、コオロギやバッタなど秋の虫を見つけ、季節の移り変わりや自然界の変化に気づいたり・・・。

個人の安定や充実の一学期を経て、二学期は周りの自然や友だちにも随分目がいくようになっていったと思います。

頑張る力がついてきたのも、何かをやり遂げる、そしてその達成感を味わうという姿も二学期に出てきた姿だと感じています。

出来ないことや課題としてあげたいことにどうしても目がいってしまいがちですが、子ども達の小さな体の中にはできるようになったこともたくさん詰まっています。

新しい年を迎えるにあたって、「いいところ探し」をしたら、来年一年もいい年になりそうな気がしてきませんか?そんな一年の締めくくりになればいいなーと思います。

 

さて、今週はPTA清掃活動があり、子ども達と保護者とで幼稚園の大掃除をしました。保護者の皆様、ありがとうございました。これからの時期、ご家庭でも年末の大掃除が始まるのではないでしょうか。

そこで、子ども達には是非、家族の一員としての「仕事」をさせたいところです。おもちゃ箱の片づけや仕分け、棚の上や床の雑巾がけ、玄関の掃き掃除など・・・。個々の出来る範囲のことでいいですが、しっかり任せて行なってみるとよいと思います。

「手伝い」は誰かがやっている事への手助けですが、「仕事」となれば、年齢は小さくても、そして仕事の内容は大したことなくても、責任をもってやるという意識で取り組ませたいです。

一年楽しく過ごせた自分たちの家にありがとうの気持ちを込め、やってくる新しい年を迎えるにあたって福が舞い込んでくるように願いを込めて子ども達と一緒に大掃除ができたらきっと気持ちいいでしょうね。

幼いころから年末の大掃除の意味などを分かりやすく伝えていき、日本の良き伝統が子ども達にもつながっていくといいなーと思います。

 

そしてお正月はおじいちゃんやおばあちゃんの家に行ったり、親戚の集まる中に入ったりする機会も多くなると思います。そんな時には、少しゲームはお休みして、かるたや福笑い、すごろくなど、一人では遊べないあそびや大人数だから楽しめるあそびなどを楽しむのもよい機会かと思います。

めるへんではクリスマス集会でサンタクロースからのプレゼントはなぜか毎年「かるた」です(笑)。

かるたにもたくさんの種類があり、年少~年長まで、その年齢に見合った内容のかるたのプレゼントが届きます。

きっとめるへんに来るサンタさんは、子ども達にたくさんの人と関わりながら遊んでほしい…あそびの中から「文字」というものにも興味を持ってほしい…と願っているのではないでしょうか・・・♪

きっとそうだと思います。私の願いもそうですから・・・。

 

さあ、今年も残りわずか・・・。

冬休み明け、また元気な子ども達と保護者の皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

少し早いですが、皆さん楽しいクリスマスと良いお年をお迎えください。

そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

園 長   伊勢 千春

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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