2014年12月09日
今週に入り、ぐっと気温も下がってきて、昨日の朝の園庭にはあちらこちらに霜が降りていました。
先週子ども達が掘って溝のようになっているところもよーく見ると凍っていて、すごくきれいな模様ができていました。
「この間折り紙をハサミで切って、こういう模様作ったよ~」
「≪雪の結晶≫っていう本に、こういう形載ってるの見た!」
「あたし、こういう形のチョコ食べたことある~」などなど・・・。
子ども達の会話も弾んでいました。
目で楽しんだ後は、指でつついてみたり、足でパリパリ踏んでみたりと子どもお決まりの楽しみ方・・・(笑)。
園庭に早く出てきた子特権のお楽しみ♪でした。
ふと畑に目をやると、年長さんが集まってなにやらしている様子・・・。
行ってみると、野菜についている霜の模様が綺麗だと、虫眼鏡で畑の野菜を覗き込んでいました。
「すごーい・・・。サボテンのとげみた~い。」
「キラキラ光ってるよ~・・・。」
「霜が葉っぱに張り付いてる~」と、子ども達のことばにはいろいろな表現がありました。
また、白菜はそろそろ食べごろのようですが、葉に霜が降りていたため、急きょ霜対策で先生と数名の年長さんとで白菜の葉を縛る作業・・・。
ちょうど年長さんではいわゆる「リボン結び」の練習中のようで、あえて先生は紐を結ばず、練習していたリボン結びの成果を発揮するときとばかりに子ども達にチャレンジさせていました。
畑の奥では、「霜柱」を発見して大喜びしている子ども達を発見!
「霜柱」・・・という名前がみんななかなか思い出せなかったようで、「先生~!これなんて言う名前だったっけ~?!」と集団で駆け寄っていきました。
とった霜柱を重ねて
「ケーキみたい」「お城にもみえるよね~」「いーーーーってした時の歯にも見える!」 などと見立てていました。
子ども達はみ~んな「おもしろいこと見つけ名人」「見立て名人」ですね♪
だんだん寒さが厳しくなってきて、外に出るのも大人は躊躇する季節ですが、子ども達にとっては「冬」ならではの…この時期ならではの楽しみ方ができるようです。
体感的にはもちろん寒いですが、子ども達のそんな楽しい言葉の表現や、見立ての表現に心はほっこり温まります。
バス停へ向かう道のりで・・・朝帰りの幼稚園の道のりで・・・今ならではの「お楽しみ♪」見つけてみませんか~?
私も寒い寒いと言ってないで、子ども達と面白いこと見つけよう♪・・・と自分に言い聞かせている今日この頃です・・・(笑)。
園 長 伊勢 千春