園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2014年10月08日

10月8日 晴
今日は朝から青空が広がり、とっても気持ちのいい天気。
見ると、朝登園してきた子からどんどん外に飛び出してきました。

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その、あそびの様子を見て、気付いたことがありました。

園庭のあちらこちらであそんでいるあそびが、みごとに集団あそび! たくさんのお友だちが一緒でないと楽しめないあそびばかりでした☆

例えば園庭の片隅では、「だるまさんがころんだ」や、「転がしドッジボール」。

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「だるまさんがころんだ」や「転がしドッジボール」はあそび始めたばかりのようで、まだルールを理解していない様子(笑)・・・。

「だるまさんがころんだ」では、先生が一生懸命「鬼が「だるまさんがころんだ!」って言って振り向いたら、みんなは止まるんだよ」とか、「鬼は大きな声で目をつぶって「だるまさんがころんだ!」ってみんなに聞こえるように言うのよ~」などなど・・・(笑)あそびのルールを教えるのに悪戦苦闘・・・。

「声がかれるわ~」と苦笑いの先生・・・(笑)。

また、「転がしドッジボール」も同じような状況で、年少さん相手に先生が「ほら~いくよ~。ボールが転がるから当たらないように逃げてね~」「あれれ~!逃げるといっても丸の中から出ちゃダメなんだよ~(汗・・・)」などなど。

見ていて思わず笑ってしまう場面がいくつもありました♪

 

また、みんな集まって何しているのかと思えば、鬼ごっこの「けいどろ」をするための鬼決め・・・。

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鬼が決まると早速走り出し、警察と泥棒に分かれ、あそびを楽しんでいました。

 

こちらでは、長縄を使っての「郵便屋さんのおとしもの♪」をしている子たち。

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まだ、長縄がうまく飛べない子はユラユラ揺れる「川」だけでしたが、慣れている年長さんなどは縄を回す「山」も跳んでいました。始めてあそぶ年少さんも、縄がスローモーションのように動き、縄が自分の足元に来たらピョンっと跳んで、チャレンジしていました。

先生をリーダーにみんなで「いち、にい、さん、しい・・・」と、跳んだ数を数えていました。

 

そして、鉄棒を見てみると~・・・。

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先生やお友だちに手伝ってもらいながら、逆上がりに挑戦している様子。

鉄棒は個人のチャレンジだと思いますが、友だちがお尻をあげてくれたり、手を添えてくれたりしながら、みんなで挑戦している姿がなんとも微笑ましかったです。

 

今朝は本当に園庭のあちらこちらで、クラスでの朝の集まり前の自由遊びの時間が充実していました。

そしてどの先生も自分のクラスの子ども達だけではない、クラス、学年をこえた子ども達と多く関わっているのも印象的でした。

 

今日のあそびを見ていて思ったこと。

運動会を経験して、みんなと一緒にやる楽しさを知ったり、ルールのあるあそびの楽しさもわかったからこそ、いろいろな種類のあそびにも目が向くようになり、たくさんの友だちと楽しめるようになったんだなー・・・と感じました。

運動会前とは子ども達のあそびの質が違うことが一目見てわかりました。

幼稚園で行なわれる行事がその後の子ども達のあそびにもこのように変化をもたらしていくことを考えると、やはり行事ひとつひとつが子ども達にとって与える影響は大きいのだろうと思った朝でした。

 

園長    伊勢 千春

 

 

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