園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2014年09月16日

9月16日。
三連休明けの子ども達は朝から元気いっぱい。
クラスで飼っていたクワガタの「コクワ君が逃げた」といって探す子や「走る練習してきたから見てて!」と運動会に向けてやる気満々な子、様々です。

そんな中、畑のオクラの具合を年長女児数名と見ていると、「あ!茶色になって種が見えてるオクラ発見!」という声が。

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ほんとです。乾燥して実が割れて種が顔をのぞかせていました。

早速オクラの種とりを始めた年長さん。

種がコロコロ転がってくるのを見て「滑り台みたい♪」「こっちの部屋にも入ってる~」と楽しそう。

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たくさんの種を全部とり終わると、「いっぱいあるから数えてみよっか♪」ということになり、「1、2、3、4・・・・・」と声を出しながら数え始めました。

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その数、85個!

畑の茂みにこぼれ落ちた種もたくさんあったので、本当はもっとあったと思いますが、子ども達の手の中には85個のオクラの種。

数えている途中で、「あれ?次なんだっけ~???」と数が大きくなってくるとわからなくなったりもしていましたが、みんなで頑張って声を出して数えていました。

あそびの中でもこんなふうにちゃーんと数に親しんでいるのですね。

縄跳びの跳べた数を数えたり、リレーのチームの人数を合わせるために数を数えたり、ことばと同じで自然と数もこうやって身についていくんだなーと感じた朝のひと時でした。

 

さて。

下を向いてオクラの種を数えていたら、

「先生~、キウイが大きくなってきたねー。まだ食べられないの~?」と声をかけられキウイ棚を見上げると、大きく育ってきたキウイと、その隙間から青空が見えました。

「今日のお空の雲、面白いよ。なんだかちぎれたみたい。」・・・・・・・・・・・・・・・。

 

ホントだ。

めるへんから見えた今朝の雲はいつもとちょっと違う。

下を見ても上を見ても楽しい発見が満載の朝でした。

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園長    伊勢 千春

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