園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2018年07月20日

人生初体験!

今朝、子ども達を外で迎えていたら、「すごい光景が!!!」と呼ばれて裏庭に行ってみると、セミが脱皮を始めているところでした!

 まるでクリオネのよう!♡!

たまたま裏庭にあそびに行っていた年長男児7~8名と先生が目撃!私も参戦して様子を見守りました。見守るというより、大騒ぎ(笑)。今日は終業式があり、早く出てきてくれないと見届けられないーーーということで、子ども達も「頑張れ!頑張れ!」と声援を送り、ギリギリまで粘っていましたが、残念ながらタイムリミット…(涙)。

子ども達が教室に帰った後はこのような変容を遂げていきました。

ご興味のある方は続けてご覧ください。虫が苦手な方は…お任せいたします…。

↑↑↑まるでイナバウアーのよう!!!

イナバウアーのように体をのけぞりだいたいの体を殻から出した後は、体勢を元に戻し最後にお尻のあたりを殻から出し、脱出。写真では見えにくいですが、この時の羽の色は白でとてもきれいなエメラルドグリーンの筋のような模様がありました。羽はまだ開いておらずクシュクシュとしていて、まるでバラの花びらのようでした。

その後はつかまっていた板を横にスライドしていき板の裏に移動。羽の変化にご注目☆☆☆

 見て下さい。もう羽が広がり、形はセミ!

そして最初は顔の部分あたりから体にかけて茶色に変化していき、白かった羽も少しずつ茶色に…。まだ羽の外側の渕の部分はエメラルドグリーンですね。

ここまで来るのに朝9時45分頃からスタートし、午後3時ころまでかかっています。

そして夕方5時すぎ↓

 もう完全に、私達が知っているセミになっていました。

現在の時刻、18時半すぎ。まだこのような体勢のまま飛び立つ気配なし。いつ飛び立つのか見たいけれど、明日は年長児のお泊り保育。連日の暑さもあるので、受け入れる私達も体力を温存せねば…という思いもあるので、そろそろ帰り支度を始めます…。

それにしても、今日はすごい瞬間に立ち会えました。たくさんの子ども達に見せてあげたかった(涙)。でも動画も撮っていたので、機会を見つけ、夏休み明けにでも子ども達に大型スクリーンに映して見せてあげたい!と意気込んでいます☆

裏庭にはたくさんのセミの出てきた穴と、頭上の木々の葉っぱには、よーく見るとセミの抜け殻がいっぱい。これはごく一部ですがこんなにもうまれていたのですね。

よろしければ最後にもう一度、写真を見返してみてください。私はこんなにセミの目がつぶらな瞳だったなんて知りませんでした。まあるくて黒々しく、まるで小さなまんまるビーズをチョンとつけたかのよう♡♡♡ うっとりしてしまいました。

セミに夢中の一日でしたが、明日のお泊り保育、子ども達の熱中症にはくれぐれも注意を払いながら、私達も気合入れて頑張るぞー!

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

 

 

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