園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2017年01月11日

昨日から3学期が始まりました。

子ども達を出迎えるのに外は随分寒いだろうと思い、たくさん着込んで出ましたが、空は青空、日差しも出ていてそれほど寒さを感じない朝でした。

元気に登園してきた子ども達に、今の時期にしか言えない特別な挨拶を。

「あけましておめでとうございます!」と言うと、これがまた面白い。

ちゃんと「あけましておめでとうございます」と返してくる子、「はい」と返事だけしてはにかむ子、「おめでとう」がつくからなのか「ありがとう」と返してくる子(笑)、「あけましておまんじゅう!」と茶目っ気たっぷりな挨拶をしてくる子などなど、本当にいろいろでした。

「あけましておめでとう」は普段使わない挨拶なのでこのたった一言の挨拶をするにも、一生懸命頑張って挨拶しているなーというのがひしひし伝わってくる子もたくさんいました。きっとおうちでもこの挨拶をするんだよ~と言われてきたのかな~。ドキドキしながら使い慣れない挨拶を一生懸命してくる子ども達が、なんともかわいく愛おしい…そう感じた朝でした。

なかには、その普段使い慣れない挨拶を楽しむかのように私の前にシャキッと立って、「あけましておめでとうございます!ことしもよろしくおねがいします」と頭を深々下げて自信を持って挨拶してくる年長児などもおり、この立派に挨拶する姿を見て、ああ、この子達もあと少しで小学生か~とほろりとした気分にもなったり…。

とにかく新年最初の子ども達ひとりひとりとの挨拶は、そんないろいろな思いになる時間でした。

始業式で降園時間も早く、あそべる時間は本当に少なかった昨日ですが、それでも子ども達は久しぶりに会った友だち、久しぶりの幼稚園を楽しんでいました。

さあ、今日からはまたいっぱいあそべるよ。

園長    伊勢 千春

 

 

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