園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2021年08月24日

今週から二学期が始まります。

この夏休みを皆さんはどのように過ごされましたか?このご時世ですから、遠出や外出などを控えられたご家庭も多かったのではないかと思います。私もその一人です。

そしてこの夏は、昨年から延期になっていた東京オリンピックが開催されました。

開催には様々な意見が飛び交っていたようですが、始まってみれば私もいくつかの競技をリアルタイムで観戦したり見逃したものはニュースで観たりしながらスポーツの奥深さやアスリートたちのひたむきな姿に感動しっぱなしでした。

今回何よりも印象に残ったのは10代の若い力でした。10代の選手がメダルをとったり活躍したりしている姿を見て、ただ一言、素晴らしいなという感想を持ちました。あと数年で今のめるへんっ子たちもそんな大舞台に立てる年齢になるのだと思うと、本当に子ども達に宿る個々の可能性はこれからどうなっていくのだろうと楽しみでなりません。

サッカーや陸上、バスケやバレーなど王道の競技も観ていて大興奮でしたが、今大会から新競技として採用されたスケートボードやスポーツクライミング、サーフィンや空手などもまた観ていて新鮮でした。そういう意味では団体競技も個人競技も見ごたえのあるオリンピックでした。そんなわけで、仕事以外ではほとんどテレビにてオリンピック観戦をして終わった今年の夏休みでした。

さて、休み中の幼稚園はというと…

まずは正面玄関を含む管理棟部分の改修工事を行いました。正面玄関やホール前の絵本箱あたりもすっきりさせ、現在急ピッチで仕上げ作業を行ってもらっています。

そして先生達はというと、リモートでの研修会が活発でした。会場に足を運んでの研修会もあったものの、ほとんどの研修がリモートとなり、いくつもの研修に参加している先生達でした。研修内容は園内で伝講し、教員間で共有し2学期からの日々の保育に役立てていきたいと思っております。

また、夏休み終盤は宮城県内においても新型コロナウイルスの感染者数が増加し、まん延防止措置がとられました。夏休みが明けた後の幼稚園の始まりを心配しております。

先日、東北大学大学院の研究グループが全国の20歳未満の患者の感染経路と二次感染の状況を調査した結果、子どもの感染は『家庭内が最も多い』ことが明らかになったようです。二次感染が発生した場所についても、『家庭内』が26%と最も多く『幼稚園・保育園・学校』は6%と、二次感染についても主に家庭内で広まっていることが明らかになったとのことでした。家族とは家庭内で寝食を共にしているので当然のことかもしれません。

このような状況が現在の実情ですので、幼稚園でもできる限りの感染対策は努力して行ってまいりますが、ご家庭でのご協力も必須です。しばらくの間はこれまでより少し制限をかけた園運営にならざるを得ない状況であることをご理解いただき、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。園で行っていく2学期以降の新型コロナウイルスの対策もまとめましたので、保護者の皆様のお手元に届きましたらご覧ください。

このような中ではありますが、子ども達が二学期も元気にのびのびあそべる教育環境を模索しながら日々取り組んで参ります。

二学期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

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