園長室から

コロナ禍での勉強会

毎年夏休み中は県や仙台市の私立幼稚園連合会が主催する研修会等が開催され、当園の教員もかなり豊富な分野の研修会に出席しています。

しかし、今年度はこのような状況の為、ほとんどの研修会が中止、もしくはオンラインというこれまで経験していないような形になりました。それでも何人かの先生がオンラインでの研修を受講し学びを深めておりました。

このような状況だったため、今年は園内研修の充実を図ろうと、4月には新任の3日間の園長じきじきの研修からスタートし、1学期には個別対応や個々への配慮の仕方等を専門知識のある大学の先生にいらしていただき教員みんなで学ぶ機会を設けました。

夏休みには当園に課外教室で入っていらっしゃるアトリエ203の松尾先生からも幼児期の造形活動の捉え方の講義と実践をご指導いただきました。アトリエさんにはこれまでめるへんたいむにも積極的に入っていただき、子ども達に楽しい造形や制作物の提案をいただいていたところでした。造形活動を通して自由に表現することの楽しさを味わったり想像力が広がったりしていけるようにするための考え方などを学び、大変有意義な時間となりました。

また、夏休み最終日には消防局の方においでいただき、蘇生法やAEDの使い方などを教わりました。2年に一度程度の頻度で講習を受けているため、かなり身についているイメージでした。しかし本当にそのような機会が訪れた時にはスムーズにいかないだろうと想像すると、やはり定期的に受講する必要性はあるだろうと感じました。もちろん、こんな機会が訪れないことが一番ではありますが、万が一に備えることは大変重要なことなので今後も継続していこうと思います。

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そして先週からは『がじゅまるの樹』の皆さんによるおはなし会を開催しています。

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これまでは全園児で観ていましたが、密を避ける目的でがじゅまるさんには1クラスごと8公演をお願いしました。演者さんにとってはかなり過酷なスケジュールだと思いますが、このがじゅまるの皆さんは過去をたどればめるへんの絵本サークルやコールめるへんに所属していた皆さんが主であり、めるへんにとって良い環境を親身になり一緒に考えてくださいました。本当にありがたいことです。がじゅまるさんは、今では保育所や児童館をはじめ各所で公演をしており、代表の佐々木さんに至っては仙台を拠点とする舞台俳優としてもご活躍されております。ですから子どもの前で紙芝居を演じたり絵本の読み聞かせをしたりパネルシアターを見せたりする私達にとっても絶好の勉強の機会となるのです。今年は先生達の研修の機会が大幅に減ってしまったこともあり、是非、保育に活かせる先生達の勉強の機会にもなりながら子ども達にも楽しんでもらえるおはなしの会をとの想いで今回このような形で実現したというわけです。顔の表情から声色、そしてひとつひとつの言葉の発し方から言葉のつぶだてまで本当に勉強になります。ひとつひとつのおはなしにはギターやパーカッションなども加わってさらにお話が魅力的なものになっています。そして子ども達がおはなしの世界にどんどん引き込まれていく表情をみられるのも、またたまらないものがあります。私達もそれらの空気を体感し、日々の保育に活かしていこうと思っています。

研修会場にいくような研修会がなくなっても、こうして工夫すれば私達だって学ぶことができる。

2学期は長いですし、行っていきたい行事や活動だってたくさんあります。コロナ禍のこの機会に発想の転換や創意工夫…そんな力をつけていきたいと思っている2学期のスタートです。

 

 

園長    伊勢 千春

 


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