園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2020年05月27日

本日5月27日、ようやく入園式を迎えました。

本来ならば4月の桜の頃に迎え入れるはずだった子ども達。それがGW明けに延期になり、さらに延期…そしてようやく本日式を行うことができました。三月の時点ではまさかまさかここまでになろうとは思ってもみなかったので、本当に待ちわびた入園式でした。

保護者の皆様、お子さまのご入園、誠におめでとうございます。

今年の入園式は、密集を避けるための対策として、二回に分けて行いました。例年だとお父さんやお母さんから離れた(離された?(笑))子ども達と先生達との入場の為、大泣きの大合唱に加え、「おかあさぁぁぁ~ん!!!」と大暴れ!そんな光景が恒例となっておりました。しかし、今年度は時間短縮措置と飛沫等もできるだけ避けるための措置として、親子で入場し一緒に着席というスタイルに変更して行いました。初めての試みだったので、どうなるだろうと思っておりましたが、とにかくひとことで表すなら『静か!!』。こんなに落ち着いて静かな入園式は何十回も経験した入園式の中でも初めてでした(笑)。大好きなおうちの人から引き離されずに一緒に座ると、こんなにも落ち着いた入園式になるのね~と、なんとなくわかってはいたものの、やっぱりそうかという結果でした(笑)。式自体は10分程度の本当に短く簡素化した入園式になったものの、無事新しい子ども達と保護者の皆様をお迎えできた…という安堵と喜びの一日になりました。

 

さあ、来週月曜日からはスクールバスの運行も開始となり、いよいよ新年度が始まります。

今年度は様々な面において、例年通り…という進め方は難しく、少なからず制限も出てきます。スタートも二ヵ月遅れとなりましたが、子ども達にはそんなことは感じさせない充実感を与えられるような環境の工夫、活動の工夫を行っていきたいと思っています。

行事や活動にしても『できない』ではなく、まずはできるための知恵を絞り、案を練り、策を立て、待てるギリギリのタイムリミットまで考えていくような粘り強さをもって進めていく気持ちです。子ども達に、経験させられなかった…ということをひとつでも減らせるよう頑張っていきたいと思っています。私だけの知恵ではとても無理ですが、職員それぞれの知恵を集め、その部分だけは濃厚な密を目指し集結させていく考えです。

一年間どうぞよろしくお願いいたします。

みんなー

来週待ってるよー!

 

 

園長   伊勢 千春

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