園長室から

2019年を振り返って

合唱会も終わり、12月も残すところあとわずかとなりました。

先日の合唱会はいかがだったでしょうか。各学年それぞれの良さや成長ぶりを保護者の皆さんはじめ、おうちの方々にも感じていただけていれば幸いです。12月に入り近隣の学校や幼稚園ではインフルエンザによる学級・学年閉鎖などの情報が多々入っておりましたが、当園ではインフルエンザの流行もみられない状態で当日を迎えることができました。ご家庭で子どもたちの健康管理に留意していただいたおかげだと思っております。ありがとうございました。

 

さて、今年一年を振り返る時期になりました。

今年は『平成』が終わり、『令和』という新しい時代を迎えて気持ちが新たになった年でもありました。10月には幼児教育の無償化がスタートし、小さいお子さんを持つご家庭の負担はだいぶ軽減されたのではないでしょうか。私たち現場にとってはこの無償化への移行は思っていた以上に事務的な面で負担が大きかったり、協議検討しなければならない点が盛りだくさんだったりして10月を迎えるまでとても大変でした。そのような点はいまだ継続中といった部分もありますが、新しいシステムに慣れていくしかないだろうなと思っています。そういう面での大きな変化はありましたが、幼児教育をこれまで以上に見つめ、掘り下げ、子どもたちにとっていい教育や必要な教育環境はどうあるべきかを考えていきたいと心新たに思った年でもありました。

そして、めるへんのニュースといえば、新しいバスが2台加わったこと、全教室にエアコンの導入をしたことなどが環境面で大きく変わったところでした。新しいバスを導入したことで安全面や車体トラブルなどの心配がだいぶ軽減されました。あとは引き続き運転手さんに安全運転を心がけてもらいながら子どもたちの送迎ができたらと思っています。エアコンについてもここ数年の温暖化の影響もあり、夏は東北、仙台といえども熱中症を引き起こしかねない気温になっていました。ですから、ここ近年は子どもたちの健康面の心配が増えていたので、エアコン導入に伴い、外あそびや水あそびに加えどろんこあそびなど夏のあそびもたっぷり楽しみながら、給食や集まり時にはクールダウンができる環境を作り、調整をかけられるようになったことは大変大きな安心感につながりました。PTA会費からの協力がいただけたことも、エアコン設置の環境を整える大きな力となり、改めて感謝いたします。ありがとうございました。

こうして振り返ってみると、園だけでは難しかったことも保護者の皆様のご理解やご協力により成せたことも多々ありました。幼児教育は幼稚園と家庭とが一体となってはじめて成り立つのだと改めて思います。園と家庭とが同じ方向を向いて子どもたちの教育にあたること、そして子どもたちの健やかな成長のためにはどちらかが欠けても成り立たないことを感じています。新しい年も園と家庭とで同じ思いを持ちながらともに子どもたちのために進んでいけたらと思っております。

 

さて、明日からは冬休みに入ります。

クリスマスやお正月と大人にとっては気忙しい時期ですが、きっと子どもたちにはお楽しみがいっぱいだろうと思います。しかし、お楽しみだけに終わってしまわず、年末の大掃除などへの参加を是非行えるとよいと思います。年少でもおもちゃ箱の中を整えたり窓のサッシを拭いたり、できることがあるはずです。年齢は小さくても家族の一員としてできる仕事をぜひ経験させてみて下さい。目的は実際きれいになること…というよりは、「家族の一員としての仕事をした」という行為です。もしかしたら大人がやってしまったほうが早いことや、大人がやり直しをしなければならないこともあるかもしれません。ですが、小さくてもやれることを手伝ったり家族の一員として仕事を行うことができたりした、その行動を認めて「助かったよ」「これで気持ちよく新しい年を迎えることができるね」という思いを子どもにも伝えながら「よし、それならまた次もやるぞ」と、その後に気持ちがつながっていくといいと思います。

 

そして、お正月だからできることや冬休みだからできることもたくさんあると思います。

昨日、クリスマスめるへん集会ではサンタさんからめるへんっこ全員に『かるた』のプレゼントがありました。めるへんに来るサンタさんは私が一年目の時から30年近くずーーーーーーっとかるたです(笑)。なぜ、めるへんのサンタさんはかるたしか置いていかないのか⁉ それは、お正月の間に家族や親戚、みんなで楽しくあそんでほしいから。そして、勉強…としてではなく、あそびながら文字にも興味を持ったり学んだりしてほしいから...ではないかと推測します(笑)。机に向かうだけが学びではないことをめるへんサンタは知っているのですね。

かるたあそびもそうですが、このように少しゆっくりできるお正月だからこそ、普段とは違った経験をして、また3学期、子どもたちからの話が聞けるのを楽しみにしたいと思います。

 

本年も大変お世話になりました。

どうぞ良いお年をお迎えください。

そして、新たな一年も引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

園長    伊勢 千春


カテゴリー: 園だより |
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