園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2019年11月25日

11月も後半に入り、空気の冷たさを感じるようになりました。

それでもまだ裸足であそんでいる子や半袖の子が、いますいます(笑)。

先週20日は、今年度最後の子育て支援事業の日でした。あそびに来てくれた未就園児のちびっこ達と保護者の皆様、ありがとうございました。今年度数回の内、2回はめるへんの保護者で結成されている歌のサークル「コールめるへん」の皆さんや、楽しいお話を見せてくれた「絵本サークル」の皆さんがメインのあそびの会でした。小さい子をおんぶやだっこしながら歌ったり演じたり楽しそうに活動しているママ達もたくさんいて、すごいパワーだなーといつも感心してしまいます。

また、委員会活動も数年前と比べれば大分簡素化され、集まる回数や内容等もなるべく皆さんの負担にならない無理ない範囲で行っていけるようなかたちに変化はしているものの、PTA活動と聞けば、やはり若干躊躇する分野だと思います。しかしめるへんの保護者の皆さんは本当に協力的でいつも感謝しています。

 

それはお母さん達だけではありません。

16日(土)に親父の会の皆さんが園庭と道路をはさむ柵に文字入れをして下さいました。それも自主的に。幼稚園側でお願いしたわけではなく、お父さん達が主体的に集って作業をして下さいました。

というのも、一昨年、卒園するお子さんを持つ親父の会のメンバー数名が中心となり、柵を磨いて綺麗にした後道路側から見えるように幼稚園の名前をペンキで書いてくださいました。ところが、園名の最後に『ようちえん』という文字も入れたいとのことで今回それが実現したという訳です。ですから、一昨年それに携わった親父の会OBさん達も数名かけつけて下さり、現役の皆さんと一緒に文字入れの最後の仕上げをして下さいました。

平面にただ文字を書くわけではないので、ちみつな計算をして文字の基本となる土台部分を前回に続き作ってきて下さったNさん。まずはそれをもとに皆さんがペンキで文字部分の色を塗ることができるように作業をし、その後早速ペンキ塗りが開始となりました。

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4時間ほどかけて全て完成し、一度解散した後、ペンキが乾いた夕方頃にまた数名のお父さん達が来て片付けを含む最後の仕上げをして下さったようです。

現役パパさん達とOBのお父さん方合わせて総勢15名程度の皆さんでこんなふうな仕上がりに☆

文字色も一文字ずつ変えて、プロ顔負けのスバラシイ出来でした。

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仕事がお休みの日にもかかわらず、こうして園のために力を注いでくださる保護者の皆さんには本当に頭が下がります。ありがとうございます。

当園にはこのように協力的でフットワークの軽いお父さん、お母さん、保護者の皆さんがたくさんいらっしゃいます。子ども達のため、園のために自分達ができることを…という想いも持っていただいていると思いますし、行っているうちに自分自身も楽しみながら…という方もいらっしゃると思います。いずれにせよパパやママ達のそんな背中は、きっと子ども達の目にもしっかりうつると思います。

 

そんな保護者の皆さんのイキイキと活躍されている姿に感化され、先週の子育て支援事業は、保育中で若手の先生達が参加できない穴を私を筆頭にアダルトチーム(笑)が埋めねば!と、私もクレヨンの被り物をかぶって久しぶりに先生達と歌を歌いました。

楽しかったぁ!

ひとこと、ただただ楽しかったぁ~!

いつもの立場とは少し離れ、自分自身が保育していた頃を思いだし、のびのびと赤いクレヨンを演じられました(笑)。担任時代が蘇り、何だか水を得た魚のような感覚でした(笑)。

めるへんっこたち、そして保護者の皆さんに負けないように、私も普段の自分の役割プラスαにも積極的に取り組んでいきたいと思った11月です。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

 

 

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