園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2019年07月23日

夏休みに入りました。

終業式後の先週土日は年長児によるお泊り保育でした。

二日間、大好きな家族から離れて行うお泊り保育なだけに、みんな元気に頑張れるだろうか、友だちと力を合わせて一緒に過ごすことができるだろうか、自分の事は自分でできるだろうかと毎年こんな心配が少なからずあります(笑)。

当日を迎えるまで、保護者の方も心配や不安があったと思いますし、子ども達もドキドキワクワクしながらも少しの不安が入り混じって迎えたお泊りだったのではないでしょうか。しかし、子ども達は最後まで頑張ることができました。しかも、今年は欠席児ゼロ、早退児ゼロでした。これは近年稀にみることです。毎年梅雨が終わるか否かのこの時期は気温の変化が大きいこともあり、体調を崩しやすかったり風邪をひきやすかったりして残念ながらお泊り保育に参加できない幼児が必ずいます。病み上がりで来たものの、途中で熱が出て早退したり体調不良で泊まるのは断念したりする子も毎年いる中、今年は誰ひとりそのようなことにならなかったのは驚きでした。全員参加が出来て本当に良かったです。

そして天気も心配しておりましたが、中心活動で台原森林公園に行き、活動してくることができました。今年の活動内容は絵本をモチーフにオリエンテーリングを行い、様々な問題をクリアしてゴールを目指すというものでした。

めるへんのお泊り保育は、その時の年長の担任が今年の子ども達の姿を見て、こんなところがもっと伸びたらいいな育ったらいいなと思うことや、子ども達にこんな経験をさせたいなと思うことを考え企画案を立てます。ですから、活動場所や活動内容も毎年同じになるとは限りません。毎年同じような内容でやったとしても大変なのに、それをさらに変化させているわけですから、企画や準備等さらに先生達は大変だと思います。しかし、そこがまためるへんのいいところだと思い先生達を後ろからそっと見守るようにしています。

台原森林公園から戻りプールに入ったりおやつを食べたりしながら、あとは夜の『夏の夕べ』を待つばかり。夕飯のカレーをそろそろ食べようかという時に雨が降ってきて、一時はこのまま雨だったら開催できないかも…という状況も考えました。しかし、夏の夕べが始まる30分前には雨もやみ雨雲も通り過ぎていきました☆ 今年はどろんこ大会といいお泊り保育といい、梅雨真っ只中にもかかわらずその日だけは雨が降らずに行事を行えており、これまた運がついているようです♡ しっかり花火も最後まで子ども達に見せてあげることができて安堵しています。

それはそうと、夕食前にホールで行った○×ゲーム!

先生にちなんだ○×ゲームにしたいから、自分にまつわる問題を一人一問ずつ考えてほしいと言われ、職員室では好きな食べ物や飼っているペットのことなどなるべく問題の内容がかぶらない方がいいよねという話が出ていました。乗っている車の色を当てる問題は出ていなかったようだったので、「千春先生の車は黒である。○か×か」という問題で最初提出しました。ところが、好きな食べ物や車の色は子ども達が答える時、勘になってしまうので、全員が正解するような問題が一問くらいあってもいいんじゃないかな♡と思い改め、翌日出題問題の変更を年長主任に申し出ました。問題は、「千春先生は女である!○か×か」・・・・・子ども達全員正解になったら嬉しいだろうなー、そんな問題がひとつくらいあってもいいじゃないかという大盤振る舞いでのサービス問題!!!ところが。なんと×に行ってしまった男児が3名も!!!これには私も参りました(爆笑!)。なんてこったい!!!という心の叫び…(苦笑)。先生達からは大爆笑となった○×ゲーム…私の中では忘れられない○×ゲーム。いつかまたリベンジの機会があればこれに懲りずにチャレンジしてみます!

 

最後に

お泊り保育に向けて年長保護者の皆様にもたくさん準備等でお世話になりました。子ども達が大好きな家族から離れて幼稚園に一泊二日のおとまりができたのも、当日までの皆さんの後押しや細かな配慮があったおかげです。ありがとうございました。

 

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