園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2018年11月02日

11月に入りました。朝晩は本当にめっきり寒くなってきて冬がそこまでやってきているのだろうなーと実感してます。

園庭のいちょうの葉も黄色に色づき、少しずつ落ちてくる葉が目を楽しませてくれています。その葉を拾い集めては、いちょうの花束を作って家にお土産を作る子どもの姿も見受けられます。また、園庭の木製デッキのところにあるコナラの木も実が鮮やかな緑から茶色に変わり、実を落とし始めたなーと思っていたら、すっかり葉の色も黄色やオレンジ色に変化し今しか味わうことのできない自然の彩りを見せてくれています。もう少し長い間楽しめたらなーと思いつつ、この時期しか味わえないからこそ、余計にその美しさや自然の変化に心惹かれるのかもしれません。

さて、今週は近隣の中学校3年生が140名も授業の一環で園児達との触れ合いに来てくれたり、年中組は消防署見学、年長組では近隣小学校に学校探検に行ったりと 、いろいろな経験をした一週間でした。また、今日は年長組が自分達の畑で育てた里芋を収獲し、仙台名物のいも煮を里芋も含め野菜たっぷりにして作っていました。

こうやって、自分たちで育てたものを収穫し、皮をむいたりコンニャクをちぎったりと調理にも携わりながら仙台名物のいも煮を秋空の元でいただく…。とってもいい経験ができているように思います。そんな子ども達を眺めながら、私もいも煮を2杯もいただきました♡

今日は気温もあまりあがらず、外で温かいものをいただくには最高の天気でした。

そして外では雪虫発見!

雪虫は5㎜位の大きさしかなく、優しく雪のようにふわふわっと飛んで、この時期にしかみることができず、気温が低くなってもう少しで冬がやってきますよーというお知らせにくる虫という印象です。季節がまたそろそろ変わり目の時期なのでしょうね。

 

見て感じる秋、舌で味わう秋。

冬のおとずれの前に、それぞれの楽しみ方で深まりゆく秋をあともうすこーしだけ楽しんでみませんか?

 

園長    伊勢 千春

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