園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2018年07月02日

七月になりました。

関東地方では既に梅雨明けしたとのことですが、仙台はまだ少しかかるようですね。とは言っても、先週からの30度を超えるこの毎日の暑さはかなりこたえます…。いつもは夜、布団に入るとおやすみ三秒の私でも、昨日は寝苦しく寝付くまでに時間がかかり、そんな自分に驚いています(笑)。仙台で6月からこの暑さというのはなかなか珍しいように思いますが、年々東北地方でも暑さが関東や九州並みになってきていますので、本当にこれからは暑さにも耐えうる体作りをしていかねばならないなーと思っているところです。子ども達と先生達の熱中症も心配です。朝から園庭ではシャワーで水まきをしていましたが、子ども達がシャワーに群がり、歓声がここ数日響いています。こまめな水分補給はもちろんですが、身体もこのようにこまめにクールダウンさせたり、炎天下での外あそびの時間を調整したりしていき、工夫しながら活動に当たっていきたいと思っています。

さてこんな暑さが続いてはいるものの、まだ仙台は梅雨。

梅雨といえば、ジメジメと湿気が多く、なんだか気分ものらず…という方も多いのではないでしょうか。梅雨の時期は小さいお子さんを連れての外出や園バスへの送迎なども一苦労だと思います。しかし、そんな少し浮かない気分になる時だからこそ、私はあえていいもの探しをするように意識しています☆

そのひとつに、先週の金曜日は暑い中、バザー委員さん主催で『めるへんバザー』が開催されました。たくさんの物品が皆さんのご家庭から寄せられ、またそれらが他のお宅で再活用され、そこで得られた収益は子ども達のために活用されます。そのために、当日はバザー委員さんが『祭』と書いてあるはっぴを着て、声を張って呼び込みをしていたり、タイムセール?!とまさにお店のような工夫を凝らし、声を出していらっしゃったり。客観的にみるとそれらの光景は、この梅雨時期のどんよりを吹き飛ばして下さる活気溢れる光景でした。

子ども達もそうでした。

金曜日は年長児のボディペインティングの日でしたが、「…えっと~お顔よーくみせて…んっ?!○○君かな?」ともはや原型をとどめていないくらいダイナミックなフェイスペイントをしている子も多く、見ているだけでこちらまで元気がもらえるようでした。それは子ども達だけでなく、先生達も♡ 子ども達と同等にあそびをとことん楽しみ、子ども達のワクワク感や楽しさを一緒に共有している先生達が私は自慢です☆ (※自画自賛ですみません…でも本当です…。)

※写真はHPのめるへんニュースでご覧ください☆

この日、昼過ぎから研修会に参加しなければならない先生もいましたが、その先生でさえも相当なペイントっぷり!感服しました。活動の終盤に雨が少し降ってきましたが、気温も高かったこともあり、身体についた絵の具がカピカピに乾いてしまう前に天然シャワーが降ってきてくれて、子ども達の体も洗いやすくなったねーなんて先生達と笑いあっていました。こんな子ども達の元気な姿をみたり、雨をも逆にラッキーと受け止めたりしていると、梅雨なんて大したことないや…と思ってしまうくらいです。心の持ち方ひとつで見える世界もこんなふうに変わってくるようです。

梅雨の合間にもこの暑さを最大限利用し、ボディペインティングや泥んこあそびなど、今しかできないあそびをとことん満喫していきたいと思っています。

そして今日見つけたいいもの☆

6月、梅雨の定番のアジサイ。めるへんのアジサイもこんなにきれいな色をつけました。このアジサイの花を楽しめるのも、また今の時期だけかと思うと梅雨もそんなに悪くない。

暑くてぐったりするし、ムシムシジメジメして不快指数は高まり、疲れも倍増しますが、あえて元気に挨拶しよう。空気はモワッと息苦しいけれど、それでもあえて笑顔で元気に声をだそう。そうしたら周りにも元気パワーが少しは広がるかも。

。。。自分に言い聞かせている感もだいぶありますが(笑)、それでも気持ちをあえて前向きに持っていくと本当にいいものがたくさん見えてくる気がします。

今日もだいぶ暑いですが、今週中盤からは梅雨空に戻りそうですし、気温も落ち着く予報が出ています。夏本番がやってくるのはまだ少し先になりそうな仙台ですが、熱中症などには十分気を付けながら、あそびも十分満喫できるそんな7月を過ごしていきたいです。

 

園長    伊勢 千春

 

© めるへんの森幼稚園. All Rights Reserved.