2016年06月28日
これは、私の飼っているカタツムリの卵。
毎日スポイトを使って脱脂綿を水で湿らせ、ふたをして見守ること約2週間…。
今朝、また水で湿らそうと思ってふたを開けると、ふたにゴミが…。スポイトの先でそのゴミをとろうとしたら吸盤のように張り付いているので、「えっ…?!まさか?!」 と思い、しばらく様子を見ていたら、角が出てきて動き出したのです。
「うまれた~!!!」と大喜びしながら先生たちや、登園してくる子ども達、保護者の皆さんにもみていただきました。私もうまれたてのカタツムリの赤ちゃんは初めてでしたので、大興奮!
すっごくすっごくちいさくて、みんな 「え…?!どこ?!」 と最初は分からないほど…。よーく目を凝らしてみると 「いたぁ~。ちっちゃーい!」と小さな歓声があがりました。ちいさなちいさな赤ちゃんに合わせた、子ども達のかわいい小さな歓声でした。
たくさんの子ども達にみせたいと思い、玄関前でスタンバイし、登園してくるたびにみせながら、何度も一緒に感動を味わっていると、確か年長クラスに顕微鏡グッズがあったはず…とのことでG先生が探して園長室に顕微鏡やルーペを持ってきてくれました。
子ども達もワイワイついてきて園長室の室温が熱気で一気に急上昇(笑)。
小さすぎてなかなかピントが合わせづらかったですが、代わる代わるみんなで覗き込みながら観察タイム。そうしているうちに、卵が入っている入れ物を目を凝らしてみていた年長A君が、「あーっ!!!またうまれてるぅ~!」と…!
私も見せてもらうと、本当に角がちゃんと出ていてさらに小さなカタツムリの赤ちゃんがうまれていました!
「この子のお母さんはどこ?」 「動いているってことは生きているんだよね?」
「殻にうずまきあるかなー」 「あ!薄いけど、うずまきあるー!」 など、子ども達からもつぶやきや発見の声がたくさん。
もう今日は感動の連続☆
園長室も大賑わいでした。
ちなみに・・・。
園長室に入るのが物珍しかった子ども達。最後はこんなふうになっていました(笑)。
これが、子ども・・・ですね(笑)。
さて。
カタツムリの生まれたての赤ちゃん。2匹いますが皆さんには角も見えますか?
☆おまけの話☆
園長室でそろそろ仕事を始めようと思い、パソコンを打ち始めた私の顔をじーっとみていたA君がひとこと・・・。
「園長先生って、パソコンしている時はすっごく真剣な顔するんだね。」
・・・・・・・・・。
いつもじゃないのかぁ~~~!!!と大爆笑し、雨だけど楽しさ満点の一日になりました。
園長 伊勢 千春