園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2014年07月18日

今日は1学期終業式でした。

泣いて登園していた年少さんや年中さんも今ではすっかり笑顔で登園してこれるようになりました。

年長さんも最初は旧クラスの友達を求めて遊ぶ姿が多く見られていたのが、最近ではすっかり新しいクラスの友達にも目が向き、遊べるようになりました。

 

各クラスの一学期最後の学級だよりには子ども達の成長した姿がたくさん載っていました。

(年少組)

時々お母さんを思い出して、涙が出たり、物の取り合いでけんかになったり、集まりの時自分の座りたい席に座れないで泣いたり・・・。こんな姿もありましたが、できるようになったこともいっぱい♪♪♪

・名前を呼ばれたら返事をする

・横入りをしないで並ぶ

・先生の話は目を見て聞く

・友達の名前を覚える

・着替えひとりで頑張る

・クラスで飼っているアゲハチョウの幼虫が少しずつ大きくなっていることに気付けるようになる

・作っている梅ジュースの色が変わり、梅がしわしわになってきたことに気づく

などなど。

どれも、「え・・・そんなこと?」と思うかもしれませんが、子ども達にとっては大好きな家族から離れてはじめての集団生活。こんな小さなことをたくさん積み上げていくことが 「成長」 なのでしょう。

アゲハの幼虫や梅ジュースの変化にも目が向くようになったということは、自分の事以外にも目が向けられてきたという証拠、心にも余裕が出てきたという証拠ですね。

個人差はまだまだあると思いますが、あたたかく見守っていきたいと思います。

 

(年中組)

年少さんから進級した子と、はじめて新しく幼稚園に入ってきた子とで、クラスの中は半分ずつ。子ども達も最初の頃は落ち着かなかったと思います。

春には「○○ちゃん呼んできてくれる?」と担任がお願いしても、「○○ちゃんってどの子?」という答えが返ってきたり、園庭のあちこちに散らばって一人、二人で遊んでいた子ども達が、今では友だちに随分目がいくようになり、誘ったり誘われたり・・・という姿がたくさんみられるようになってきました。

「できた!」「嬉しい!」の気持ちが、ひとつずつ自信につながり、できないことや苦手なこと、新しいことにも「やってみよう」という気持ちがでてきたもの特徴のようです。

 

(年長組)

進級当初は旧クラスの仲の良かった子を求めて遊ぶ姿が多く見られていましたが、学級活動が充実するにつれどんどん新しいクラスの友達にも目が向いていき、友だちの幅がぐっと増えました。

そして年少さんのクラスに行き、お手伝いをしてくれる子や、バスに乗るとき手を引いてくれる子、泣いている小さい組の子に「どうしたの?」と声をかけてたり、「こうするんだよ」と優しく教えてくれたり・・・。幼稚園の中で一番大きいお兄さんお姉さんになったという自覚が随所に見られました。

あす、あさってのお泊り保育に向けて現在は気合十分です!

 

子ども達の4月からのこの4か月は、こんなにも充実し、成長していました。私はどのくらい成長できたかな、子ども達に恥ずかしくないくらい成長できたかな?と、今自分自身に問いかけています。

子ども達は子ども達なりにたくさんの事を学び、吸収しました。

おうちでいっぱい褒めてあげて下さいね。おうちでいっぱい抱きしめてあげて下さいね。

長い夏休みの間に、心も体も成長した子ども達にまた二学期会えるのを、今から楽しみにしています。

 

さて、明日は年長児のお泊り保育☆☆☆

この元気なめるへんの子ども達に置いて行かれないように、頑張るぞ~!

園長  伊勢 千春

 

 

 

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