2014年05月01日
「すごいんだよ~!ちょっと来て~!」と呼ばれていってみると、いろいろな種を植えている黒ポットのところに到着。
話を聞いてみると、なんと去年植えた松の種から芽が出ているとのこと!!
思い返せば幼稚園の裏の松の木からとれた、大きな松ぼっくりの種を見て驚いたのは、去年の秋の終わり頃・・・。
初めて「松ぼっくりの種」を見て、それはもうかなりの驚きと興奮に包まれたのを思い出しました。
当時年中さんだった子ども達の数名がその種を植えていたそうで、なんと今回!その種から芽が出たとのこと。
これがその松の種から出てきた芽です!!!
先っぽのところがくっついていてまあるい形に見えますが、触ってみると先でくっついていたところが離れて、右の写真のように・・・。
一本一本の葉をよーく見てみると、確かに「松」でした。
「松」といえば頭の中で想像するのは幹も太く背が高く立派な木。
しかし、まだ生まれたばかりのこの赤ちゃん松は、こんなに細くて小さく、葉も柔らかく・・・。
これが私たちの知っている立派な「松」になるなんて想像もつきませんが、でも、この後どのように大きくなっていくのか想像するとなんだか信じられない気持ちで、ワクワクしてきます。
隣の公園の松の木と、この赤ちゃん松を実際に見比べてみたら、きっと子どもたちも「自然界のすごさ」のようなものが体感できるのではないかと思います。
松の種を植えてみようと思った子ども達と先生の好奇心。
私も、自分自身がいくつになっても想像する力や好奇心を絶やさずに、子ども達と不思議や驚き、喜びを共感していける大人でありたいです。
さて、5月5日はこどもの日。
この赤ちゃん松のように今はまだ小さく、幼稚園という社会に出たばかりの子ども達。
自然界の命と同じで、子ども達も時には雨風のような出来事に遭遇することもあるでしょうが、「あそび」の中からいろいろな栄養を吸収し、少しずつねっこもしっかりしてくることでしょう。
めるへんの子ども達にも、そんな強さやたくましさも持ち得ながら成長していってほしいなーと「こどもの日」を前にして願います。