2014年04月21日
春風と共に、新しい子ども達を迎え、めるへんにも新しい風が吹き始めました。
隣の長命館公園の桜は今が見ごろをむかえ、青空に綺麗な桜色の花たちが咲きほこっています。
めるへんはなんてすばらしい環境に恵まれているんだろう・・・と感動しながら、今日もめるへんの真ん中に立っています。
元気に走り回る姿、砂場の砂を懸命に掘る姿、新しいクラスの友だちや先生と一緒にあそぶわらべうた・・・。
子ども達のはしゃぎ声が園庭に響きわたっています。
「先生!来て来て!つくし見つけたよ!」と園庭の土手に連れて行かれ、見てみると、つくしが並んでいました。
「この間まで咲いてなかったけど、今日見てみたら、いちごの花が咲いてたよ!」
「いちごは赤いけど、お花は白なんだよ♪すごいでしょ~」
と、ひとつひとつの小さな発見がまるで宝物を見つけた時のよう。
子どもたちにとっては、こんな日常の何気ない中から見つけたものが本当の心の宝物になっているのでしょう。
子ども達はこうやって少しずつ、いろいろな発見をし、小さな感動を積み重ね、心の栄養を増やしていくのだな~とつくづく感じる春の日でした。
今は大好きなお母さんから離れて、ちょっぴりお母さんが恋しくなって涙する子も、きっとこんな小さな発見や喜びを見つけて笑顔が増えていくのだろうと思います。
お母さん。
「幼稚園でどんなことしているのかな~」
「みんなと仲良くあそべているかな~」
・・・きっと心配なこともたくさんあるだろうと思います。
でも、こうやって子ども達の世界は少しずつ広がっていくのだと思います。
温かい目で、そっと見守っていてくださいね。
そのうちきっと「お母さん、あのね。」って、見つけた宝物の話をしてくれるようになると思います。
今日の心の癒しのプレゼント。
めるへんの森幼稚園の隣に広がる公園の美しい桜です。