園長先生のつぶやき

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

2019年02月22日

2月も残り一週間となり、来週末からはいよいよ3月を迎えます。

年度末にさしかかっていることもあり、仕事も多忙化してきました(汗)。私ですらこうですから、担任のことを考えたらそうとうな仕事量になっているだろうと推測します。まさに踏ん張り時です!

やらなければならないことは山ほどあり、今日もどれからこなしていこうか頭の中で整理していましたが、ふと今日のこの春のような暖かな気候と、黄色帽子の年少さんが2クラス揃って隣の風の子公園に出かけたのを見て、私も春を感じにどうしても出かけたくなってしまいました(笑)。担任が発行しているクラスだよりでは、風の子公園に春探しに行ってきた話、梅の花やふきのとうなどを子ども達が見つけた話などを読んで春が近づいてきているのだなーということは感じていました。しかし、ここ最近、自分自身で風の子公園の空気や春の訪れを体感していなかったし、まあ、こんな多忙な時だからこそ、リフレッシュと気分転換を兼ねて…と思い立ち、年少さんの後を急いで追いかけました。

行ってみると、まず椿の花や梅の花が咲いているのを見つけました。

そしてようやく年少さんに追いつくと、子ども達は梅の蕾や咲いている花を教えてくれたり、「いいにおいがする」と花の匂いをかいだりはしゃいでいました。

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年少さんから少し離れた見晴らし台のあたりではふきのとうを見つけました。

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枯草の中から顔を出し周りの土を掘って採ろうと思いましたが、けっこう根強く、生命力を感じました。手にとってみるとすでに春の匂いが漂っていました。

最後にお花見広場へ。桜の蕾の様子をみて帰ろうと立ち寄ってみました。桜の蕾は遠目からはまだ色づいていませんでしたが、近づいてよく見てみると、ぷっくりしてきているもの、うっすらピンクがかった蕾などもちらほら。散策にいらしていたご近所の方も「この時期でこんな様子なら、今年の桜は例年より少し早いかもしれませんね~」とおっしゃっていました。

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お花見広場に向かう道のりでは、森の中から鳥のさえずりがきこえてきました。最初は1羽かと思っておりましたが、足を止めてよーく耳を澄ましてみると、2~3羽の鳴き声がしており、まるで小鳥同士がお話をしているかのようなさえずりでした。鳥の姿が見られないかと目を凝らし、さえずりのする方をみてみましたが、残念ながら姿を見ることはできませんでしたが、とても心地の良い時間でした。

園に戻ってからも、なんだかんだで実際デスクに戻ったのは午後になってしまいましたが、その後の仕事はかえってはかどり、今こうしてHPのアップに至っております。

今日の風の子公園は日差しも暖かく、上着を脱ぎたくなる気候でした。

自分の肌で、目で、嗅覚で、そして耳で春の訪れを実際感じることができたことが今日の大収穫でした。あ、そうそう。今日の収穫と言えば、今晩のおかずに…でもこれだけじゃ足りないっか(笑)。

DSCN0076 園長    伊勢 千春

 

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