園長室から

楽しみながら学ぶ

今週は二日たて続けで先生達の勉強会を行ないました。

月曜日は今年テーマに掲げて各クラスの子ども達の様子の記録をとっている、生き物との触れ合いから命の大切さに気付く心の育ちについて。それぞれのクラスの子ども達の成長の様子を伝えあったり、先生達が今つまづいている点、悩んでいる点などを各クラスの記録をもとに話し合ったりしました。どんなふうに子ども達に向き合えばいいのか、環境はこれでいいのかなど…。テーマは奥が深く難しいですが、みんなでこうして情報交換できることは、自分の保育を振り返ることにもなりますし他の先生の考えを聞いたりやり方を聞いたりすることは、保育の在り方を再構成することにつながる大事なことだろうと思っています。

そして昨日は当園のひと教室を保育終了後に週一回お貸しして幼稚園児や小学生を対象に造形教室を行なっていらっしゃるアトリエ203の松尾先生に先生達向けの勉強会に来ていただきました。

絵を描いたり製作したりする造形活動はどこの幼稚園でも保育の中に取り入れていることだろうと思います。造形活動の中からイメージを膨らませて想像したり観察力を鍛えたり集中力を養ったり…。いろいろな面が養われていくと思います。

先生からは造形がどのような意味を持つのかというお話をお聞きしました。造形は生活の一部であり、ぽたぽた落ちる雨だれを見て…葉っぱを見て…見たもの感じたものをそのまま表現する…だからどんな表現であっても良いというお話でした。先生達はそのきっかけを見つけることが大事だと。表現は人それぞれであり、とにかくいろいろなことを体感させることが子ども達の想像力を掻き立てることにつながるということでした。

そして何より面白く、そして楽しく!…子ども達にとっては楽しいのが一番ということをおっしゃられておりました。

このようなお話を聞き、日頃の造形活動での先生達からの質問などにもお答えいただき、最後はみんなでオモシロおもちゃを作って遊びました。用意するものはビー玉とアルミホイル、紙コップ。

丸いアルミの中にはビー玉がひとつ入っており、このアルミの球を転がすとなんとなんと生き物のようにおかしな動きをするものを作って遊びました。なんでこんなふうに動くんだろう~と不思議がいっぱい!先生の話もそこそこに(笑)ワイワイ言いながら試していた先生達でした。普段は子ども達も担任の話そっちのけで面白そうなことは最後まで話を聞かずやり始めるので、子ども達もこんな気分なんだね~などと話しながら、昨日は子どもの気分も味わいながらの勉強会でした。

そして今日はプランニング開代表でアトリエ自遊楽校主宰の新田さんのお話会がありました。もちろん子ども向けの会ではありましたが、子ども達の惹きつけ方やお話の仕方など、先生達も学べることがたくさんあるだろうと思い、お願いしておりました。案の定、子ども達はお話の世界に引き込まれ、大いに笑い大いに楽しんでいました。きっと先生達もこんなお話の仕方をすると子ども達がこんなふうに惹きつけられるんだ…ということの勉強になったと思います。とっても楽しい時間でした。

 

現在めるへんでは子ども達のこんなところが伸びていってほしいという部分に焦点を当て、テーマを設けて記録をとり、話し合いを重ね、保育の軌道修正をしていく…そんな研究をしています。その他にも外部に出ての研修や、今回のように園内で先生達みんなで保育技術の向上を目指して行なっている研修も積極的に取り入れています。たくさんのこなさなければならない仕事もあり時間のない中ではありますが、このような部分を磨いていくことは、明日の保育につながると思っています。私達教員の質の向上にもつながるだろうとー。

研究は時に苦しいけれど本当は楽しいもの。何かを追及するということは奥深くワクワクするもの。研修も同じです。なぜこの学ぶ奥深さの楽しさが学生時代は分からなかったのだろう~と今になって個人的に反省していますが(笑)、まあ、そんなものかもしれませんね。

我がクラスはないけれど、全てが我がクラス!そんな気持ちで私も先生達と一緒に保育の技術を磨いたり、考えを深めたりしながらいろいろなことを学んでいきたいです。

 

さてさて、それはそうとー。上の写真…何かお気づきになった方…いらっしゃいますでしょうか。『楽しく学ぶ!』には、美味しいお茶とお茶菓子が必要です♪♪♪

 

 

園長   伊勢 千春

 

 


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