園長室から

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

防災の意識

13日土曜日の夜11時過ぎ。

東日本大震災を思い出させるような大きな揺れに、震災の日のことが頭によみがえりました。揺れが収まり少し様子をみていると、夜中にもかかわらず、職員から「園の様子を見に行きますか?!」の連絡が数件入りました。他の職員も指示を待ってくれていたようで、その意識の高さと、さすがだな、ありがたいな、という気持ちでした。次の日は園が休みだったことや地震発生時刻が夜中だったこと、そして泉区は震度5強に到達していなかったことなどを踏まえ、今後の余震の可能性も考えると、職員の安全も守る必要があると判断し、皆は待機としました。

ひとまず、地震が落ち着いたのを見計らい、園に向かいました。夜中ではあったものの、やはり私と同様、職場へ向かっている車もあるのか、車の量が多いように感じました。

園に着いてみると、正面玄関に飾られている7段飾りのひな人形の右大臣が少し斜めに傾いていたり小さな桃の花の飾りや三人官女の持つひしゃくがころんと転がっていたりとその程度でした。一通り園舎内をまわってみても、園長室の私のデスクに積み重なっている書類が雪崩を起こしていたくらいで(苦笑)、揺れで物が移動したり落下したりというような形跡はほとんど見られず一安心でした。

 

10年前の3月11日。

この日、当園では職員室の棚や廊下の紙芝居棚などが倒れたということはありましたが、それほど大きな被害はありませんでした。降園中の時間だったため、スクールバスを待つ子ども達が残っていましたが、一人もケガすることなく済みました。その後、倒れる恐れのあるものは全て固定し、教訓を活かしました。そのようなこともあってか、今回、物が倒れるような被害がなかったのかもしれませんし、この土地の地盤が強いということもあるのかもしれません。

震災から10年が経ち、それ以来、この土地では大きな地震を経験していなかったので、地震に対する恐怖やいざという時のための防災意識が家庭の中ではどことなく薄れているかもしれません。現に、私の自宅では懐中電灯がすぐ取り出せるところになかったり水は常備しているものの、非常食の備蓄などは行っていなかったり…。震災直後は水や非常食、懐中電灯がすぐ使えるよう整えていたものの、数年後に賞味期限が切れてしまったり懐中電灯も物入れに片付けてしまったり。本来ならば、非常食も期限切れ前に消費したら買い足さなければならないし、今回は停電がなかったからよかったものの、やはり懐中電灯なども取り出しやすいところにまとめておかなければならないと改めて気づかされました。当園においては水や非常食の備蓄品を整え、期限もまだまだ十分大丈夫ですが、家庭の充実も見直してみなければと思った今回の地震でした。

2月上旬には火災を想定し、消防署とも連携を図りスモーク訓練も行いましたが、本日、今年度最後の6回目の訓練を行いました。本日は、教職員にも予告なしの地震を想定した抜き打ち訓練でした。12時頃非常ベルを鳴らし、地震の揺れを感じているという設定でした。クラスをまわってみると、この時間は、遊具の片づけ中だったり給食の準備中だったり、まだ活動中のクラスだったりと様々でした。テーブルが出ているクラスは担任が呼びかけテーブルの下に入り、脚を動かないようにしっかり持っているクラスもありました。また、静止し頭を守り放送に耳を傾けているクラスなど大変立派でした。

園庭に避難してくる時、年少組のクラスからは若干泣き声も聞こえてはいたものの、全体的にとても静かで避難もスムーズ、避難後の私の話もたいへん静かに聞け、時にはうなずきながら話を聞いている姿も見受けられるほどでした。これまで回数を重ねた訓練の成果が表れていたと思います。また、遅い時間だったので寝ていた子も多かったと思いますが、先日の地震を体験し現実のものとして避難訓練に臨めていた子ども達もいたのではないかと思います。

担任達も地震の放送が入った直後、すぐに窓を開け、各クラスの電気やストーブはしっかり消され、避難することができていました。また、出席簿を抱え子ども達の点呼をとる担任や名札に畳んで忍ばせ常に身に付けている名簿を見ながら点呼をとる担任もいて、日頃からの備えとこれまでの訓練の成果が出ていると感じた今回の訓練でした。

 

東日本大震災の時のように、在園時間中に災害が起こることもあります。日頃からの訓練がこのような事態が起こった時に大きな力を発揮してくれると信じ、来年度も引き続き避難訓練の計画を立てていきたいと思っております。

各ご家庭に配布済みの『非常時降園体制について』や『災害時の園児の引き渡し』などにも今一度目を通していただき、万が一への備えの確認をお願いします。

 

さて、今朝は年長担任に誘われ、年長児の楽しんでいるドッジボールに混ぜてもらいました☆ 男子チーム対女子チームでの試合でしたが、女子が劣勢だったための助っ人要因でしたが、大人げない力を発揮し、みごと女子チームの勝利!悔しがる男子チームでしたが、「また勝負したい!」「また一緒にドッジボールしよう」「園長先生、すげー強かった!今度は絶対男子チームに入って!」と、帰りまでたくさんの男子からの熱烈なラブコール♡を受けました。

※ダンスは苦手ですが、こう見えて実はドッジボールは大得意です☆ ←ホントです(笑)

 

年長児にとっては残り少ない園生活。楽しかった!という思い出を一つでも多く作って小学校へ送り出したいと思っています。

 

 

園長     伊勢 千春

 

 

Category: 園だより | パーマリンク

母の失敗

先日、とある計画からダンスを習得しなければならない状況になりました。数年前にもそのような状況になったことがありましたが、その時はさぼってダンスを全く習得せず与えられたパート部分は適当にアドリブで踊ったということがありました。

今回も前回と同じように先生達で細かくパートを分けて踊ることになったため、今度こそちゃんとやるぞ…という思いで、先日猛特訓しました。

自宅に帰り様々なことを済ませ、ようやくダンス動画を見ながら練習を開始したのが夜の11時過ぎでした。しかしダンス曲のテンポが速い速い💦 たった数小節だけの踊りでしたが、スローバージョンのダンス動画をみたり細切れにしたりしながら四苦八苦しているところへ娘がバイトから帰宅。娘は高校時代ダンス部に所属しており全国大会の出場経験もあるため、私のドタバタを見てポイントを教えてくれたり私のダンスの動画をとって実際のダンス動画との違いを分かりやすく教えてくれたり。真冬の真夜中だというのに汗をかきながらの特訓となってしまいました(苦笑)。

たかが腕を伸ばすだけ、たかが膝を曲げるだけなのに娘はビシッと決まり様になっていましたが、私はというと…(ご想像にお任せします(笑))。しかし、娘は一切呆れたりイラついたりせず根気強く「もっとここをこうしたらさまになるよ」「そうそう、いいよいいよ。さっきよりだいぶいいよ」と夜中12時半頃まで練習に付き合ってくれました。「ごめんね。こんな夜中に…しかもこんなにもたついているのにイライラせず教えてくれて…(涙)」と伝えると「大丈夫だよ。ダンス部に入ってきたばかりの後輩の中にはリズム感がつかめない子もたくさんいたし、やったことないんだから当たり前だよ。」と(涙・涙・涙!)。

娘のその優しさに過去のダメな自分が鮮明によみがえってきました。

娘が小学生の頃。

ちょくちょく宿題や勉強のわからないところを教えてほしいと言われ、時間がある時は付き合っていました。ところが、どんどん進めていくうちに「なんでこんな簡単な問題もわからないの」「さっきも言ったよね。なのに何でできないの?」と問いただすと、そのたびに娘から返ってくる答えは「わからない」でした。「何でわからないの?!」という抽象的な問い詰めではなく「どこが分からない?」という、具体的な答えが返ってくるような言葉がけに変えていれば違っていたかもしれません。

今回、もし娘に「なんで何回もやっているのに踊れないの?!」「なんでこんなにゆっくりやってるのにできないの?!」と言われても、できないものはできないし、何でと聞かれても踊れないものは踊れず、私自身も「わからない」と言うしかなかったと思います。私だって早くマスターしたいし、こんな短いダンスパートなのにどうしてできないんだろうと自分のできなさにショックを受けたくらいですから…。

今思えば、当時の娘もこんな気持ちだったのだろうなーと今頃反省…なぜあの時気づかなかったんだろうと今頃後悔。しかしあの時はあの時で必死で子育てをしていて、そんな質問をされたところで「わからない」としか言いようのない娘(相手)の気持ちを全く想像していないダメ母ちゃんの典型でした。

「I go to by bus」 を「アイゴートゥバイ ブス」と呼んで 「あんた…バスブスって…」と吹き出してしまったり、小数点の問題に「何でここに ,(点)がくるの?」と聞くと「だってさっきは左側に付けたから今度は右がいいかなと思って」と好きなところに小数点をつける娘に「点は好きなところに付けるもんじゃないの!なに授業聞いてるの」と頭ごなしに怒ったり…。子育て真っただ中の時は、気持ちにゆとりがなく、今思えばこんなことくらいかわいいもんだと思えるしそのくらい愛嬌愛嬌とも思えます。子どものために必死に教えようとすればするほど母である自分自身にも余裕がなくなり余計子どもの気持ちはギューッと縮こまっていたかもしれません。何事においても一生懸命向き合うことは大事ですが、時に一生懸命な子育てが子どもを追い込むことになるのかもしれません。子どもと向き合う時大事なのは大人側の心のゆとりだと今は思えます。今回自分が『教えられる立場』になり、心の底からそう思いました。

幼稚園の教育においてもそれは同じで、『指導しなくては』『ここまでやらせなければ』『しっかり教えないと』と一生懸命になりすぎる保育は逆に子どもの心を遠ざけます。子どものやる気も伸ばしつつ出来る自信をつけさせていけるようなかかわり方のちょうどいい塩梅を見つけるのはなかなか難しいものです。私も若い頃は一生懸命になりすぎる保育になっていなかったか今では思い出せませんが、私達教員も『心のゆとり』を持ちメリハリをつけながら子ども達に向き合っていきたいと思います。

 

さてさてダンスの特訓の成果は!!! というと~

完璧に仕上がりました☆ 周りからも高評価!

しかし被り物を身に付けダンスをすることになり、私はインコの被り物を被りK先生が作ってくれたみごとなインコの羽を両腕に付けた瞬間から、もう心は人間ではなくインコになってしまいました。ついには完璧にマスターした踊りは姿を消し、ダンス曲に合わせ自由に飛び回って録画終了となりました(笑)。

娘に一連の流れを報告し、せっかくダンスを教えてもらったのに申し訳ない気持ちを伝えると「やっぱりね…想像できるわ。だってママだもん」とひとこと笑い飛ばし、私の性質をよーく理解している発言(笑)。娘の方が私よりもはるかに心にゆとりのある大人の対応でした(反省…)。

 

 

園長    伊勢 千春

 

Category: 園だより | パーマリンク

10年前にタイムスリップ

2011年に園庭の片隅に埋めたタイムカプセルの中に入れていた当時の在園児の手紙を、先日各ご家庭に発送しました。

きっと10年も前の話ですから覚えていらっしゃらないご家庭の方が多かったのではないかと思います。現に卒園してから10年もたって実家にめるへんから手紙が送られて来たということで、事情を聞くため園に問い合わせの電話も入っていたようです。

『10年後、もし住居が変わる可能性のある方は、実家などお手元に届く可能性が高い住所をお書きください』ということで手紙を寄せていただいていたので、もしかするとお住いの住所ではない宛名に手紙が届いている可能性もあります。当時の金額よりプラスした切手を貼っていただき300通近い手紙を皆さんからお預かりしたままの状態で送付しています。

早速私のもとにも当時の保護者の方から驚きや喜び、感謝の連絡が入っています。手紙の中はそれぞれのご家庭にお任せだったので、写真だったり我が子への想いを綴った手紙だったり、3~5歳だった子の絵だったり…。大きくなったら何になりたいか、今楽しいことは何かなど、字を教わりながら子ども自らが書いた手紙が入っていた家庭もあったようです。当時タイムカプセルに手紙を入れた子ども達は今は中学生や高校生だろうと思います。「受験を控えている中、このような手紙が届き、幼稚園や当時の自分から応援されている気持ちになった」との声もありました。そんな声も聞き、私自身もなんだかほっこりしたり当時の子ども達や保護者の顔を思い浮かべて懐かしんだりすることができています。

私も自分あての手紙を書いてタイムカプセルに入れていた手紙を先日開けてみました。タイムカプセルを埋める直前に書いた手紙で、2011年、震災後に書いた内容でした。そのため、当時の震災の事から始まり、親兄弟を含む家族の近況、そして10年後の自分のことなどが書かれていました。初代園長の富田先生がご自身の退職に際し、「流れない川は腐る」とおっしゃったのが大変印象に残り、その一言が重く、10年後の自分の在り方を模索する内容も書かれていました。その10年後にまさか自分がこのような形でいまだ勤めていることは微塵にも想像がつかなかったことであり、改めてめるへんが清らかな川であり続けるためにはどんな心持ちでどんな努力をしなければならないかを顧みるきっかけにもなりました。

現在は、10年後の2030年に開けようと企画しているタイムカプセルに今在籍している子ども達のご家庭から手紙を募り、まとめている最中です。私もまた手紙を書いてタイムカプセルに入れようと思っています。しかしこれから10年後!!!!!!!!! 自分の年齢を想像しただけで恐ろしさも感じますが、どこにいても何をやっていても、とにかくやる気と意欲、笑顔と元気を失わないように10年後も前向きな自分でいられるよう願いながら手紙に願掛けしたいと思います(笑)。

震災や新型コロナウイルスなどこれまで経験してこなかったような出来事が起こったこの10年。さらなるこれからの10年がどのような未来になるかはわかりませんが、これからの10年も子ども達が様々な困難に打ち勝つことのできる心の強さと柔軟さを持ち得ていってほしいと願っています。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

Category: 園だより | パーマリンク

育まれるチカラ

めるへんならではの行事と言える劇あそび旬間(二週間)が今週から始まりました。一般的な保育機関で行われている発表会の『劇』とは、全くねらいや目的が異なるものです。

『劇』はストーリーが決められていてそれに沿ってセリフもしっかり決められています。しかし『劇あそび』はストーリーもセリフも一切なし。子ども達が好きな絵本や物語がモチーフになり、そのお話にクラスのオリジナルが付け加えられたり、絵本と絵本の二つのお話がいつのまにか合体して新たなストーリーがうまれたり。かと思えば、絵本や物語の要素が全くないクラス完全オリジナルストーリーであそびが展開されることも。

私達の目指す『劇あそび』は『劇』ではなく『あそび』ですから何が起こってもどんな展開になってもOK!…そう聞くと、発表もなければ子ども達は自由にあそべるのだから担任は楽なのでは…と思うかもしれません。ところが、実は全く真逆なのです。確かに子ども達は自由に想像を膨らませ、自分達が必要だと思う小道具を作ったり物を何かに見立てたりしながらどんどんあそびを展開させていき、のめり込んでいきますが、担任は話の収集役になったり仕掛け役になったりと大忙し!しかも教室でのあそびにとどまらず、ホールや園庭、他の教室や風の子と幅広い場所であそびが繰り広げられるため、担任は大忙しです。園全体がそのような状況になるため、自分のクラスには登場していない海賊や魔女、鬼やゴリラなど様々な役を楽しんでいる子ども達や先生に出会うため、その出会った人物がきっかけとなり話が思わぬ方向に発展していくこともあるのです。ですから、話をある程度集約しクラス全体に伝えていく伝達役にも担任はならなければなりません。

しかし、当の子ども達はといえば、このようにあそびが進んでいくため楽しくてしょうがないと思います。

年少さんは、椅子をたくさん使って家を作ったり電車やバスの座席を作ったりしながら見立てあそびを楽しみます。そして猫や犬など動物になりきって、何を聞かれても「ニャ~ニャ~」と全ての言葉が猫語?犬語?いう子も多数(笑)。このように、なりきるという表現力や物を何かに見立てるという想像力は年少の時期には大変必要なことです。

そして年中さんになると、その土台ができているため、今度はストーリーの展開を楽しむための創造性が増していくのです。なりきる力もさらにパワーアップ!一方で羞恥心も芽生えているため、例えば一本のペンを体温計に見立てている子に「それただのペンじゃん」と現実的なコメントをする子も出てきます。しかし、最初は何の役にもなりたくないとか「本物のオオカミがいるわけないじゃん、あれは〇〇先生じゃん」という少しクールな子も、園全体が空想の世界、ごっこの世界に包まれているため、その不思議な空気にいつの間にか巻き込まれていきます。最初は何者でもなくてもいいんです。好きな粘土あそびをクラスの片隅でしていても、おなかをすかせたオオカミ(担任)がそこを通りかかり、美味しいものをねだればお団子やおにぎりを作ってくれます。それを見ている周りの子達も食べ物リクエストをし、粘土あそびをしていた子はいつの間にかレストランのコックさんとして立派な一役になるのです。粘土あそびのコーナーにレストランの看板や手作りメニュー表ができたら、もうあっという間に劇ごっこの一員。そんな関わりがうまれるために、担任達は場の状況をとらえ、劇あそびに控えめな子ども達もうまく巻き込んでいきます。

さらに年長になると、見立てる…というよりも、より本物に近づけようとするため自分でストーリーに必要な小道具を作ったり細かい部分にもこだわったりしながらモノづくりの創造する力もどんどん広がっていきます。もちろん想像力も年少や年中から比べぐんとアップします。

この時期は園長室に来客がいる時でも、「園長先生!!ゴリラ見なかった?!外にさっきまでいたんだけど!!!」と、どど~っと子ども達が押し寄せたり園長室の大きな金庫を見て「あっ!!!こんなところにお宝の金庫があったぞー!!!」と金庫の扉のレバーをガチャガチャしたり…(苦笑)もはや子ども達の目には来客は入っておらず、あそびの世界に夢中です(笑)。先日も私が園庭に出ている間にお宝探しの年長児数名…もとい、海賊が数名、園長室の金庫の鍵を開けようとしていたらしく、「園長先生の部屋の机にいっぱい鍵があったから試してみたけど、どの鍵も開かなかった~!!!お宝の鍵はいったいどこなのー?!」と。嫌な予感がして「そのジャラジャラの鍵はどこにある?」と聞いたら「わかんない!!!よし!次に行こ~!」と…💦紛れもない私の車や自宅、実家その他諸々の鍵のキーホルダーや自家用車のエンジンスターターが床に転がっていました💦大事なものを机に置いておくとこんなことにもなるため、全く油断ができません(笑)。子ども達はもう物語の世界にすっぽり入っているため、これは私達大人側が気をつけねばならないことですから、これを教訓に、私も大事なものはうかつに机に置いておかないようこの期間中は特に気を付けようと心に誓ったのでした。

劇あそびには『失敗』や『間違い』がないため、自由に誰もがアイディアを出したり思いついたことを伝えたりできるという魅力が溢れています。だからこそ表現力や想像力、そして創造する力に加え語彙力や伝える力も増していくのです。毎年、劇あそびを通して積極性が開花する子がいるくらいです。

さあ、今年も子ども達がイキイキとあそび、このような力が育まれることを願いながら残り一週間を楽しんでいきます☆

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

Category: 園だより | パーマリンク

3学期元気にスタート☆

先週火曜日から三学期がスタートしました。

始業式の朝は雪…

久しぶりに登園してきた子ども達は少し緊張気味だったり、逆に真っ白な園庭を見て「わぁ~!ゆきだぁ!」と歓喜の声を上げたりと様々な反応でした。

例年だと登園時に冬休み中の出来事など子ども達の声をたくさん聞くことができるのですが、今年はほとんど聞けずじまいに…というのも、始業式前日に降った雪がかなり積もっていたため園前の道路や歩道、駐車場の雪かきで丸一日が終わってしまったという感じでした。コロナ禍でのお正月はほとんどを自宅で過ごしていたこともあってか、久しぶりの力仕事は体へのパンチ力が強かったです。

始業式自体もホールで全園児で集う形をやめ、各保育室にて放送での始業式となりました。もちつき大会が行われた金曜日は天候もベストもだったため、園庭で行えましたが、今後3学期の行事もその時々の状況によって検討しながら進めてまいります。

もちつき大会といえば、ホールや室内で行った経験は今までに私自身も数える程度です。この時期は雪が多少降っていても外で行っていますが、雪が降っている中でのもちつきも案外いいものなのですよ♡ただし今年もそうでしたが、雪がとけた後の園庭は足場が悪いため比較的土が乾いている場所を見つけてもち米を蒸すためのかまどや臼を設置しています。おもちはどうやってできるのか知らない子ども達の方が多いため、毎年もち米をかまどで蒸し、臼と杵でついて紅白の餅を作り、出来上がった餅を各クラスごとに丸めてミズノキにさし、団子の木(餅花)を作っています。子ども達の健康と今年一年の五穀豊穣を願っての行事です。そんなわけで今年も各教室に綺麗な餅花が飾られました♡

 

さて、話は変わり、この冬休み中に正面玄関前にオーニングの取り付け工事を行いました。

DSCN0821DSCN0822

降園の際、正面玄関前でバスコースごとに点呼をとるため座ってバスが来るのを待っていたり、保護者のお迎えを待つ待機場所になっていたりした場所は、雨の日や熱中症が心配な夏の暑い時期は日陰や雨よけがないため玄関の中をはじめ廊下にまで子ども達が溢れている状況でした。しかし今回オーニングの設置をしたことで今後は外の空間でこれまで通り待つことができる環境が整いました。これは密を回避するためのコロナ対策の一環でもありました。環境が整った一方で少ーし残念な点も…。これまでは玄関前の職員室に面した部分にキンモクセイが2本あり、秋のほんの数日ではありましたが、その時期だけ味わえるキンモクセイの香りを楽しみにしていました。落ちた小花を集めて家にお土産にして持ち帰る子も。ただ、今回のオーニングの設置にあたってはキンモクセイも含め、他の植木も撤去しなければなりませんでした。園庭のどこかへ引っ越しも考えましたが様々な条件が合わず…。ただ、今後まだこれから正面玄関内側や駐車場も含めた玄関外周りも数年計画で整えていく予定なので、機能性も重視しながら温かみのある空間をつくっていけるような構想を練っていこうと思います。大規模な改修は難しいですが、少しでも子ども達や保護者の皆様にも通いやすく過ごしやすい空間がつくれるよう努めてまいりたいと思います。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

 

Category: 園だより | パーマリンク
▲ページの先頭へ