園長室から

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

身体のたくましさと心のたくましさ

運動会を経験し、子ども達も身体を動かすあそびに率先して取り組んでいます。

今、年少年中では鬼ごっこがブームのよう。

特に年少さんでは鬼にタッチされたら両手を上にあげて頭の上で手のひら同士を合わせバナナの形に変身する『バナナ鬼』が人気のようで、担任や他クラスの友だちを問わずたくさんの先生や友だちと園庭を駆け回っています。先生も子ども達も笑顔でバナナ鬼しているところがとっても印象的。運動会の後、随分といろいろな友だちとの関わりを楽しんでいるように見受けられます。そして簡単なルールのあるあそびも理解しながらあそんでいるようです。1学期の最初の頃には想像できない姿です(笑)。

そして年中さんの鬼ごっこ。

警察と泥棒に分かれる『けいどろ』や鬼に捕まらないように〇や△などの家に入る『かたちおに』と、様々な種類の鬼ごっこを楽しんでいます。鬼に捕まらないように…というのはどれも同じですが、鬼ごっこの種類によってルールが異なるため、同じ鬼ごっことはいえあそびの楽しさはそれぞれです。年中さんの鬼ごっこは年少さんと比べて、逃げるスピードや追いかける鬼のスピードが違い、勢いも全く違います。年少さんは先生や友だちとわちゃわちゃしながら逃げたりタッチしたりするのを楽しんでいるようですが、年中さんはひとりひとりが捕まらないように工夫したり鬼の様子をうかがいながら友だちを助けるために力を注いだりと、鬼ごっこひとつをとってもこのように発達の段階によって違うあそび方になっています。

そして年中は運動会の景品でもらったとび縄を使って縄跳びの練習をしている子ども達もよく見かけるようになりました。何度失敗しても「もう一回見てて!」「もう一回見てて!」と果敢に縄を回し練習する子もいれば、近くにいてじーっと飛んでいる様子を見ている子も。「Hちゃんもやってみたら?」と声をかけると「だってやったことないからできないもん」と興味はあるようですがまだチャレンジするところまでいっていない様子。いろいろなタイプがいます(笑)。

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また、年長はサッカーやドッジボールなどの運動あそびが盛んになってきました。

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鬼ごっこよりもさらに運動らしくなり、ボールを投げる、蹴る、作戦を立てるなど高度になってきていますが、子ども達は新しく出合うあそびに夢中です。

ドッジボールをやっていた年長さんをみていたら、外野にいたM君が飛んできたボールを追いかけましたが、ほかの子の方が早くボールに追いつきあそびが進んでいきました。するとM君が「おれが投げようと思ってたボールだったのに」と泣きながら最初にボールに追いついた友だちに怒りをぶつけていました。しかし周りにいた子が「でもさ、今〇〇君の方が先にボールとったからしょうがないよー」と声をかけると、より一層怒りながら悔し泣きをするM君でした。私も近くにいたため、「Mくん、泣いているよりも次のボールを追いかけた方がいいんじゃない?そうしたらM君だってボールを投げられるチャンスがまたできるよ」とはっぱをかけると頷きながら涙を拭いてまたすぐにゲームに参加し始めました。

運動あそびから少し話はそれますが、先日、若手の先生の鬼ごっこの指導案を見る機会がありました。指導案の『予想される幼児の姿』の中に「鬼に強くタッチされて嫌がる幼児がいる」と書かれており、それに対する教師の配慮点として「強くタッチされて嫌だった自分の気持ちを相手に言葉で伝えられるよう声がけをする」とありました。『自分の気持ちを言葉で相手に伝える』ということは、日々の保育の中で大事にしていることなので、しっかりそのような積み重ねをする保育ができているのだと安心しました。その一方で少し考えさせられる部分もありました。年少の学年ではないため、鬼ごっこを夢中で楽しんでいれば、走るスピードや勢いだってあります。そうであれば、いわゆる『いじわる』で強く押した、たたいたとは全く意味の異なるある程度の強いタッチになることだってあるだろうと思いました。ですから強いタッチが悪いことをしたかと言ったらそうではないし、もし仮に「強くタッチされて嫌だった」「もっと優しくタッチしてほしかった」とタッチされて嫌だった子が自分の思いを伝えることができたとしても、逆に言われた側の一生懸命鬼になって追いかけていた子の想いはどうだろうとふと思いました。そして「強くタッチしてごめんね」と謝らなければならないのか、どのくらいの強さならいいのか、そこに気をつかいながら鬼役をやって本当に鬼ごっこに夢中になって楽しめるのだろうか…と考えさせられました。もちろん、なかなか勢いに慣れていない子もいますし、鬼に優しくタッチされたとしても捕まったこと自体が嫌で泣く子もいます。そのような子達に寄り添い、思いの共感をしていくことも私達の大事な仕事ですが、その子自身も心のたくましさを持ち得ていけるような援助をしていくことも別な視点からの私達の援助のひとつだろうと思った出来事でした。そうであれば、この時の教師の配慮点は少し変わってくると思います。タッチの強弱で意地悪されたというような認識だけを持ってしまわず、本来の鬼ごっこの面白さや楽しさにも目を向けていけるような配慮にも努めていきたいと改めて思いました。

そういう意味では外野でボールをとれずに泣いていたM君も、まだ縄跳びをしたことがなく「できない」と思ってチャレンジしていないHちゃんも、少しずつでも前向きな気持ちが芽生え、チャレンジしたり次に気持ちを切り替えたりしていけるような援助が行えるようにしていきたいと思います。

子ども達への寄り添い方や援助は一方向からだけでなく、多方面の角度から見ていく必要があり大変難しく奥深いものです。ですから、子ども達同士のトラブルなどにおいてもその一部分だけを切り取ってみるのではなく多方面からの見方が必要になってきます。見極める力やその時々の最善の援助を模索しながら今後も子ども達にかかわっていきたいと思います。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

 

 

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40周年記念運動会を終えて

11月に入り、一気に気温も低くなってきました。

10月の末には初めてシェルコム仙台という大きな会場での運動会を行いました。

前にも書いたようにこの会場には8月に下見に一度行ったきりで当日を迎えましたので、開催する側としては無事最後までできるだろうか、初めての場所に子ども達が戸惑っていつも通りの元気な姿がだせるだろうかなど心配はたくさんありました。初めての場所での開催なだけに、当日も運動会開始は10時からでしたが、職員は朝6時過ぎから会場入りし、準備や打ち合わせを入念に行って迎えた運動会でした。

運動会やこのような行事の際は子ども達もクラスの団結や学年の団結がもちろん大事ですが、私達教職員にとっても職員間での団結が非常に重要な要素になってくると思っています。以前から当園は『チームめるへん』をうたっており、子ども達の指導の前にまずは自分達。自分たちが子ども達のお手本となるように団結して頑張ろうという気持ちを大事にしてきました。ですから、今回も担任達以外のバスの運転手さんや添乗の先生を含めた職員にもたくさんの力を貸してもらい、最高の運動会になるよう一致団結して進めてまいりました。

できる限りの準備を行い、子ども達の迎え入れとなりましたが、年少さんでもお母さんから離れる時に涙した子は予想よりもぐっと少なく、かけっこや遊戯などものびのび行えており、初めての会場にも物おじしないたくましいめるへんっこ達の姿に、さすが!!!と感心しました。おそらく運動会にあたり、保護者の皆様が子ども達の気持ちのモチベーションを高めて下さったおかげだろうと思っています。ありがとうございます。

まだまだ自由な姿でかけっこも遊戯も楽しんでいる年少さん。

楽しさ半分、頑張る気持ち半分の少し背伸びしながら頑張っている年中さん。年長さんの運動会の練習を見ていて、強いあこがれを持った子もいたようです。

そして、踏ん張る力や最後まであきらめない気持ちがぐんぐん育っている年長さん。年少・年中時代からの2~3年の日々の積み重ねがあって、あのような姿が見られたのです。

年長児のアンカーの子ども達に賞状を渡した時、表彰台の上で3位4位の子どもが、悔しさや悲しさもあったろうと思いますが、順位的には自分より上の友だちに向けて拍手を送っている姿があり、その姿に感銘を受けました。順位など関係なく、とにかくやりきった想いがあって相手を称えた拍手だったのかもしれませんし、逆に自分の悔しい気持ちをぐっとこらえて、共に頑張った仲間に送った拍手だったのかもしれません。その真の想いは定かではありませんが、まだ5~6歳の子どもでもこのような姿が育っているんだな…と。アンカーの子だけでなく年長さんの中にもそのような子はきっといたと思います。このような姿が表に出るのは心が育っているからこそだと思います。

運動会という行事を通して、運動遊びに親しんだりやったことのないことにチャレンジしたりということ以外にも、こうした心の育ちがうまれることを目的とした行事ということを改めて感じた運動会でした。当日の結果だけでなく、そこに向かうまでに頑張る気持ちや諦めない気持ちを持っていくことは、今後子ども達が成長していく上で大事になっていきます。これから先、自分の思い描いた結果が出ないことや着地点が予想と違うということに出合う時もあると思いますが、運動会までの過程で培ったそのような気持ちが今後の心のバネにもつながっていくだろうと思っています。ですから、そんな子ども達の今後にもエールを送ります。

それぞれの年齢の子ども達が、初めての会場とは思えない姿をみせてくれた運動会。

創立40周年という記念の年ですが、新型コロナウイルス感染症防止の観点からあまり大々的なことはできません。しかし、こうして運動会が無事開催できたこと、ご覧いただきたいと思っていた三学年の子どもの育ちを保護者の皆さんに見ていただけたこと、そして何より頑張っている姿をみて我が子の成長をきっと感じていただけただろうと思うと大変嬉しく、開催した意味がうまれ、私達も頑張ってきてよかった…と安堵しています。もちろん、私達にとっては細かな反省や今後の検討事項がいくつもありますが、今後の課題としてさらによりよい行事になっていくよう努めていきたいと思います。

創立40周年を記念して作製した子ども達の手形で虹を作ったスペシャル横断幕。運動会のフィナーレでお披露目しましたが、ゆっくりご覧いただけなかっただろうと思います。幼稚園の正面玄関入ってすぐのところに展示しております。よろしければ幼稚園にお越しの際に覗いてみてくださいね☆

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さあ、紅葉がきれいないい時期です。

運動会を通して育った面とまた違った育ちのできる時期です。風の子公園も有効に活用しながら感性が豊かになるような活動を進めていきたいと思っています。

 

 

園長     伊勢 千春

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もうすぐ運動会☆☆☆

10月も終盤に差し掛かってきました。

運動会が近いこともあって、園庭では子ども達の元気いっぱい運動遊びを楽しむ姿が見られています。

今年度は初めてとなる大きな会場で運動会を行います。実は私達も予約が全く取れず、たった一度8月に下見に行ったきり一度も会場に足を踏み入れていません。ですから、当日スムーズに会が進行できるか、子ども達は普段通り動けるか等々心配がないわけではありません。ですが、『きっとうまくいく』という肌で感じる感覚があります。おそらくそれは普段の先生達の頑張りや子ども達の姿をみていて、これならば場所が変わっても多少環境が変わってもいつもの元気な姿をみていただけるだろう、きっと大丈夫だろうという安心感があるからだと思います。ですから、私にそんな前向きな想いを与えてくれているのは先生達や子ども達です。

今年は当園40周年。

そんな記念の年にコロナ禍という状況があり、記念となる特別なことはもってのほか例年通りのことですら普段通りできないということはありますが、その中でもなんとか色を付けたい…という想いです。運動会は園行事の中でもトップレベルのメインイベントです。いつもやっていることができないなら、例年やっていないことで今回できそうなことを逆に考えていくという発想で、運動会も計画を立てています。そのような意味で、例年にはないことですが、運動会の開会式前のオープニングで年長さん達にちょっと色を添えてもらい、華やかに運動会の幕開けをしてもらおうと計画中です♡

年少さんは初めての運動会ということで、おうちの人の姿が見えただけでも、そしておうちの人と離れるだけでも不安になったり泣いたりする姿が毎年見られます。そして、人の多さに圧倒されたり普段と違う雰囲気に驚いて固まってしまったりという姿も例年必ず見受けられます。そのような理由からいつも通りの姿が発揮できない…なんていうことももちろんあるかと思いますが、とにかくおうちの方から離れる事ができただけでもまる〇と思って下さいね。その中でもお友だちや先生とこんなふうに生活できるようになったんだ…という姿が少しでも伝わる運動会になれば嬉しいです。

年中さんは昨年まで幼稚園では一番小さい学年だったけれど、一年経ってこんなに元気いっぱい皆と一緒に楽しむことができるんだという姿をぜひ見ていただけたらと思っています。かけっこもひとりひとり楽しんで取り組んでいますし、遊戯はみんなと元気にたくさん声を出して楽しみながら練習していますので、年少時代よりひとまわり成長した姿を味わっていただけると思います。

そして、年長さんは言うまでもなく、頑張る力がいつの間にかこんなにもついたんだなーと私は毎年感動しっぱなしです。リレーにしても組体操にしてもひとりひとりが真剣に取り組んでいるのが、表情からも全身からもひしひしと伝わってきます。年長といえどもまだ5,6歳の小さな子ども。普段おうちではまだまだ甘えっ子の部分もあると思いますが、それでも幼稚園では、そしてクラスのみんなと一緒なら、こんなに頑張れるんだということを感じていただけると思います。小さな体の中にたくさんの頑張る力が育まれている年長さんの成長を是非体感してください☆

 

今回の運動会はシェルコム仙台という広い会場を貸し切っての開催です。

コロナ禍での運動会のため、場合によっては我が子の学年だけを保護者の方には観覧いただく…という学年ごとの運動会も考えました。しかし、やはり3学年を観ていただくことで、子ども達の成長を振り返ったり来年の我が子の姿を楽しみに期待が持てたりするだろうと思うと、やはり全学年の種目を見て、その感覚を味わっていただきたいと思いました。あんなに小さかった我が子が今ではこんなに…という成長も感じていただけると思いますし、逆に今はまだこのような姿でも、あと二年後にはこんな風になるのだな…と期待を込めて想像したり。それでこそ子育ての喜びや期待がうまれると思います。ですからそんな点にも着目しながら我が子以外の学年の競技にも温かい応援よろしくお願いします。

広い会場を貸し切ったとはいえ、限りある駐車場の都合やコロナ対策にもできる限りの配慮をと考えると、観覧人数にもやはりある一定の区切りをつけねばならず、保護者の皆様に限定した観覧とさせていただくことをご理解ください。皆様のご理解とご協力があってこそ開催できる今年の運動会に感謝いたします。ありがとうございます。

 

本来なら今日が総練習の日でしたが雨のため来週に延期。しかも来週初めは運動会を控えている週にもかかわらず、さつまいも畑に行っていもほり体験が入っているクラスもあるため総練習はできても水曜日。そんな状況なので担任達はきっとドキドキしていると思いますが、私は楽しみでしかありません。担任達には「なに呑気なことを言ってるのー!!」と怒られてしまうかもしれませんが、先に述べたように私は普段の先生達と子ども達の練習している姿、頑張っている姿、楽しんでいる姿を毎日みています。運動会の姿は一日で築きあげられるものではなく、日々の積み重ね。その積み重ねがあるから大丈夫。そんな気持ちで安心して楽しみに当日を迎えたいと思います☆

当日は子ども達はもちろんのこと、教職員も一丸となって良い一日になるよう頑張ります!保護者の皆様方もどうぞ温かい目でご覧いただき、楽しんでくださいね。

 

 

園長    伊勢千春

 

 

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たくさんのことを体得しよう

先月、加茂地区にお住いのTさんからたくさんのメダカを分けていただきました。4種類のメダカを50匹ほど分けていただき、園庭に箱庭ビオトープを新たに整備し育て始めました。実はこの50匹のメダカ達はTさん宅で卵から育てた子ども達だそう。めるへんに引っ越してきた時は1,5㎝ほどの大きさでしたが現在は2㎝~2,5㎝くらいに大きくなり、すくすく育っています。どうやら新しい環境にもすっかり慣れてきたようです。

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子ども達は各クラスのメダカをはじめとする飼育物のお世話を中心に行っているため、Tさんから譲り受けたメダカ達のお世話は現在主に私と教務主任とで行っています。毎日のエサやりのほかに週に一回水の入れ替えと掃除をしています。このように毎日お世話をしているとみるみる愛着がわいてきます。最近は朝夕は水草の陰に隠れて姿が見えないことが多いので、「寒くなってきたからかなー」「ちゃんと生きているかなー」と少し心配になったり日中になれば元気に泳ぎだすので「気温が上がってきたからかな♡元気元気」と喜んでみたり。エサをやるときは「たくさんお食べ♡」と心の中でつぶやきます(笑)。

そして先日、Tさんが最初に分けて下さった50匹のメダカに続き、さらに30匹のメダカを分けてくださいました。その30匹のメダカは、今度は正門を入ってすぐのところにある園長室前のかめのなかに放しました。現在そのかめにはヌマエビが数匹いますので、こちらのメダカはヌマエビとの共同生活となります(笑)。

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まるで『めだかの学校』の歌のように自由にみんな仲良く元気に泳いでいる様子が毎日見られています。

月曜から土曜までは園でエサやりをしていますが、日曜日や祝日はTさんが「どのくらい大きくなったか私自身も見たいので」とおっしゃって下さり、園へいらしてエサをやってくれています。本当にありがたいです。地域とのつながりもうまれ、人とのつながりもうまれ、子ども達の興味の芽も育まれ、小さな命に気づくきっかけにもなると思います。そして今、Tさんと楽しみにしているのは水草の根っこに卵がついたら、子ども達にも見せて子ども達自身で卵をとる経験をしたり卵を育てたりできるといいねと話しています。各教室で飼っている水槽のメダカも卵を産んでいるので、卵をみたりとったりという経験は子ども達自身もありますが、ひとりひとりが経験できる機会が増えたらなおいいですね。卵から稚魚になり、エサを食べながらこんなふうに少しずつ大きくなっていき、そしてまた卵がうまれる…そんな命の循環を身近で体感していける環境を大事にしていきたいと思っています。

今の時代、様々な情報はネットなどで簡単に調べることができます。パソコンやスマートフォンを開けば何だって知ることができてしまう現代。大変便利であり調べて知ったことで知識も身についていきますよね。しかし、それを頭で知識として習得するだけでなく、自分自身で体得できたなら、それは格別であり本物になると思います。経験に勝るものはない。自分の目で見て自分で関わって感動を味わったり不思議さや神秘さを体感したりしていくような経験がたくさんできるような環境を考えながら、あそびや日常生活を通してより深い学びができたらと思います。

今後もメダカをこよなく愛しているTさんにいろいろ教えていただきながら私自身も感動や喜びを子ども達と一緒に体感し体得していきたいです。

園にお越しの際は、そっと覗いてみてくださいね。

 

園長     伊勢 千春

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秋本番

新型コロナウイルスの感染拡大防止策として1学期は保護者の皆様の出入りを制限させていただいておりました。そのため、保護者の皆様が園での子ども達の様子を見る機会がないだろうと考え、9月は保育参観月間としておりました。私達にとっても一ヵ月という長期にわたるこのような対応は初めての試みでした。

おうちの方がいらしたことで、特に年少児は離れにくくなってしまったり寂しくなり泣いてしまったりという子もいたようです。また、人の出入りが常にある状況だったので普段の保育より落ち着かない…ということもあったと思います。きっと担任達もそういう意味で大変だったと思います。ただ、初めての集団生活をどんなふうに過ごしているのか、進級してから友だちとどのように過ごしているのか、保護者の方も気になるところはあったと思います。そのようなことを推測し、一度に多くの方を集める日にち指定ではなく、ある一定の期間があれば、各ご家庭ご都合のつく日にいらっしゃれるだろうと思い、このような措置をとりました。少しでも園での様子が伝わっていれば嬉しく思います。

 

さて、10月に入り秋も本格的に深まってきます。

風の子公園の木々も衣替えをする時期に入りました。めるへんの正面玄関前も衣替え。

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きんもくせいの香りも風に乗って運ばれ、子ども達も「いいにおいがする~」と嬉しそう。ほんの短い期間ですが毎年のお楽しみとなっています。

 

また、畑もほうれん草や大根など冬に向けての野菜に衣替え。水やりも子ども達がこまめに行っています。

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私も畑の水やりを見ていたら、ひとりの女の子が「すごい!葉っぱがハートの形だ~!」と。確かに大根の葉がきれいなハート型♡ しかしよーく見ると新しく生えてきている下からの葉っぱはギザギザで形も違っていました。それに気づいた年長さん達が、「えぇ~?!なんで~?!」と盛り上がっていました。そんな小さな自然の事柄に気づける目が育っているのですね。

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セミの声からコオロギの鳴き声へ。緑の葉から赤や黄色の葉へ。そして生い茂っていた木々の葉が葉を落としながら冬へ向かう。そんな自然の事象にも気づける感性が備わり心も豊かになっていけたらいいですね。そして子ども達と一緒に私達大人もそんな自然の移り変わりを感じ、楽しむことのできる心の余裕を持っていけたらと思います。

これからの時期は子ども達の活動も充実してきます。暑さもひいて体を動かすのも気持ちの良い気候になります。今月末には運動会も控えているので、最近園庭ではリレーやかけっこを楽しむ子ども達の姿も見受けられます。これから各クラスや学年ごと体操や遊戯なども楽しむようになってくることを想像すると私も今から楽しみです。9月の保育参観時とはまた違った、一歩成長した子ども達の姿が運動会でお見せできたらと思っております。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

 

 

 

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