園長室から

心に思うこと、その時感じたことをそのまま綴る、園長の徒然日記です。

子育ての未来

あけましておめでとうございます

新しい年が始まりました。皆さんはどのような新年を迎えられたでしょうか。

私は例年年末年始に両家の実家に1泊ずつお泊りするのが日課でした。しかし、昨年は初めて両家に泊まらず自宅で新年を迎えました。昨年の今頃と比べると、今年はまだいくらか状況が落ち着いているものの、念のため今年も両家への泊りは控え、自宅で年越しをし、年が明けてから両家へ新年の挨拶に行き、その時親戚とも顔を合わせました。 マスク会食を努めましたが、やはり皆で顔を合わせたり食卓を囲んだりするのは格別で楽しいなとつくづくそう感じたお正月でした。

そして2日には塩竈神社にお参りしてきました。初詣は新年を迎えたという実感もわき、身が引き締まるため毎年欠かさずに行っています。おみくじは大吉!単純ですが、気持ち明るく足取り軽く帰ってきました。

そして今週末、娘が成人式を迎えます。

私も親になって20年が経ちました。まだまだ未熟な親ですが、何とか子どもを育てながら自分も一緒に親として成長してきたという感じです。これだけ子ども達に携わる仕事をしていても、自分の子育てはなかなかうまくいかないものでした。親の想いを子どもに向けても同じ熱量でしっかりと子どもが心で理解できるかといえばそうではなく、反省となぜ上手くいかないのだろうという葛藤が続いていた子育て時代でした。ここ数年でようやく親の手を離れつつあることを実感し始め、本当の意味で口を出さずにただただ『見守る』子育てに移行してきました。

先日、成人式を迎えるにあたって「将来の夢とかこれからどうしたいとかあるの?」と娘に聞いてみました。すると少し考えてから「周りの友達には前から言ってたことだけど、私、将来ママみたいなお母さんになることが最終目標なんだよね」という答えが返ってきました。「え?こんなお母さん!?そしてそれが最終目標!?」と、娘のそのひとことに思わず聞き返してしまうほど、正直驚きました。
今年で大学3年生になるので、そろそろどんな仕事につきたいとかどんな会社を目指してみたいとか、直近の目標がでてくるとばかり思っていました。しかし娘曰く、「それはもちろん考えなきゃならないことだけど、通過点にしか過ぎないからそれが二十歳になったことへの決意のようなものにはならないな」 と。そして「自分がこれまでこんなに伸び伸びと楽しい人生を送ってきたから、自分が将来家庭をもったら子どもにもそんな人生を送らせてあげたい。だからどんな仕事につくとかどの会社に入るとかいうよりも、自分が歩んできたような楽しい人生を過ごさせてあげられるような、ママみたいなお母さんになることが夢なんだよね。」と言っていました。
そして 二十歳になり改めて言いたいことは、この家族で良かったということだと。それは、祖父母や親戚などを含めてのことのようでした。

そんなふうに今思えているのか…と思ったら、なんだかこれまでの子育ての荷がすっと降りたような感覚になりました。

なぜなら

子育て全盛期は、もっとスムーズにもっと上手にもっと子どもに寄り添った子育てができたら…という葛藤の日々だったからです。
何度幼い我が子の寝顔をみて、反省や後悔を繰り返したことか。今思い出してももう一度やり直したいくらい後悔だらけの子育てしかやってこれませんでした。スムーズなどとは程遠く、むしろ毎日がでこぼこ道でがむしゃらだった子育て時代を経て20年が経ったという印象です。後悔しっぱなしのダメダメの子育てで、ましてや働きながらの私流の子育ては、丁寧さには程遠く、むしろ時短大好き適当母ちゃんでした。しかしこうして、今娘からお母さんとして合格をもらえたような、そんなお正月になりました。
今、子育てでうまくいかないと感じていたり悩んだりしているお母さんたちも、その想いはいつか我が子に届き、私のようにがむしゃらに頑張ってきたことが報われ幸福に手が届く日がきっとくるだろうと思います。

しかし最後にはやっぱりオチがつきもの(笑)

基本クールな現代っ子である我が娘曰く
「『育ててくれてありがとう』とは思うけど、一番にくる言葉ではないな。なぜなら子どもを育てるのは親の義務だから。」
・・・(へ?!これまでの少し深いい話はいったいいずこへ…)と心が一気にモヤってしまいました。しかし、そのあとに続けて「だけどその当たり前の親の義務ができることがすごいと思う。3食のご飯を食べさせたり幼稚園や学校に行かせたり毎日お風呂に入れて寝かせたり。その当たり前の同じことを毎日毎日できるお母さん達って今の自分からしたら本当に尊敬する。すごいと思う!」と。

そうなんだよ。お母さん達ってみんなホントにすごいんだよ。我が子よ!ようやく親の偉大さに気づいてくれたか!(笑)

今はまだそれに気づいていない子どもたちも、いつかきっと親のありがたみに気づく時が来るでしょう。

ここまで育ってくれて ありがとう

私をお母さんにしてくれて ありがとう

成人式を迎える娘に、私からもそんな言葉を送りたいです。

園長    伊勢 千春

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隠れた真実は優しさだった

二学期も終わりを迎え、今年も一年が終わろうとしています。

先日こんなことがありました。

帰りのバスを待つ間の出来事でした。その日は雨で子ども達はオーニングの下のベンチに座りバスを待っていました。ふと見ると、年長O君が目を真っ赤にして何度も涙をぬぐいながら静かに泣いていました。声をかけると、隣のT君に嫌なことを言われたとのこと。内容を聞いてみると、自分は何もしていないのにT君が「なんで水かけるの?!」と怒ってきたということでした。T君にも話を聞くと「だって僕の帽子にO君が水をかけてきたから「やめて」といっただけだよ」と。するとO君が泣きながら「ぼくは水なんかかけてないよ」それを聞いてT君が「かけたでしょ。どうしてO君うそつくの?」「嘘なんかついていないよ」という、やったやらないのやりとりが続きました。その時すでに二人の乗るバスが到着していました。二人ともひかない様子だったので本当のところはどうだったのか確認できないまま、「とにかくO君は水をかけていないといっているし、T君は水をかけられたといっていて、どっちが本当か先生も見ていなかったからわからないけれど、どちらかの勘違いということもあるかもしれないよね。とにかく二人とも同じ年長の友達同士なんだからケンカしないでもう仲直りしてバスに乗って」と声を掛けました。そして二人ともお互いに「ごめんね」「いいよ」を言い合い、待たせていたバスに乗り込みました。

お互いが謝ってお互いが「いいよ」という形でバタバタとバスに乗せてしまいましたが、きちんとした解決ができぬまま乗せてしまったことに私自身とてもモヤモヤしていました。きっと二人の男児も同じだったと思います。そこで、バス添乗の体育のA先生に手短に今あった出来事と、こんな援助しかできなかったからバスの中で様子を見てほしいと伝えました。

そしてその後、バスの中でA先生が二人と話をしてくれたら、内容が明らかになったということでした。

雨が降る中バス待ちのところまできたT君のベレー帽には雨のしずくがたくさんついていた。それに気づいたO君がT君の帽子の雨粒を何も言わずそっとはらってくれたらしいのです。しかしT君は急にO君が自分のベレー帽を触ってきたので「やめて」と言いながら帽子に手を当てると、帽子がぬれていた。そこでT君はO君に水をかけられたと思い込んでしまい「どうして水かけるの?!」と。そこから先は上記のような流れになってしまったということでした。対応してくれたA先生も、私から聞いていたそれまでのいきさつと、バスの中で二人から聞いた話でようやく状況が把握できたということでした。

本当はT君が思うような意地悪や嫌なことをされたのではなく、むしろO君の優しさがT君に向けられていたのです。それが分かり、バスの中でA先生がT君とO君に実はこうだったんだね…と説明してくれました。それを聞いてT君が「そうだったんだ…O君ごめんね。」と勘違いしてしまったことを自ら伝えられ、ちゃんと仲直りができたということでした。

バスの乗降時は後続車の事を考え、できるだけ道路にバスを停めて置く時間を短くしたいところですが、A先生が「少しだけ時間をくださいっ!」と運転手さんにお願いをし、二人のバス停でこの出来事を保護者に簡単に説明してくれたということでした。

この話を聞いて私はふたつの喜びを感じました。

一つ目は、O君とT君の誤解がきちんと解けて二人が心から納得のいく仲直りをしてすっきりした気持ちで帰れたこと。そして二つ目はバスに乗る前のこの事情を聞いたA先生が私の想いを引き継いで二人に丁寧に寄り添ってくれたことでした。

きっとあのまま帰宅していたら、T君は『帽子を濡らされO君に嫌なことをされた』という気持ちだっただろうし、O君も『水はかけていないし、むしろ濡れていた帽子の雨粒を払ってあげただけで嘘なんてついていないのに』と、二人とも嫌な気持ちのままだっただろうと思います。しかし、バスが来たことにより何だかわけがわからないまま何も解決していないのにとりあえず形だけのごめんねを言わされ、形だけの仲直りをさせられて終わってしまっていたのです。もし、帰宅後にお互いが自分の気持ちや出来事だけをそのまま家で話していたら、お母さんは子どもの言葉をそのまま真実として受け取っていたかもしれません。

これまで幼児教育の現場に長く携わってきましたが、今回のように、幼稚園生活において友だちに嫌なことをしてやろう、意地悪してやろうと悪意を持って相手に接するという場面は、ほぼ『ない』に等しいのです。しかし片方の言い分だけを聞いてしまうと、今回のように本当の姿が見えないまま嫌なことをされたと思ってしまう可能性も高いのです。幼稚園で起こるトラブルやいざこざのほとんどは、このような子ども達の言葉足らずや相手の想いをまだくみ取れないことが原因なのです。そして、そんな時しっかり最後まで寄り添える時もあれば、様々な事情が重なり、なかなかそういかない時もあるのです。

その場面だけの切り取りや一方の言葉だけを切り取って物事を見ていくと、なかなか真実にはたどり着けないものです。今回の件でそれを改めて実感したところです。

 

この二学期、一人一人がこのような小さな経験をたくさん積み重ね、大きな心の成長を遂げたことと思います。今回のように誤解から嫌な気持ちを経験したり逆に誤解が解けた時に心から喜び合えたりするようなそんな実体験を積み重ねていくことが、相手を知ることにもなり相手をいたわることにもつながっていくのでしょう。そんな実体験が幼児期には必要であり今後の人間形成につながる大事に対応していきたい部分でもあります。

私たち教師もまた、そんな場面に遭遇した際にはしっかり子ども達に向き合い丁寧な想いの汲み取りをしていきたいと改めて思った二学期の最後でした。

今年も一年、教育活動にご理解とご協力をいただきましてありがとうございました。

また新年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

園長     伊勢 千春

 

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癒やされよう子ども達の歌声で

12月に入り本格的に寒さが厳しくなる季節になりました。

二学期も残りわずかとなり、数日後には二学期最後の大きな行事として『合唱会』をむかえます。今年度もイズミティ21の大ホールをお借りして開催予定です。

 

『歌』は特別なものではなく、日常の園生活の中で子ども達の身近にあるものです。歌やうたあそびに日頃から親しみ、表現することを楽しんだり想像力を働かせたりしていく中で、たくさんの言葉にふれ、心も豊かになっていくような、そんな成長を願って日々保育にあたっています。ですから、この合唱会は『生活発表会』という位置づけで行っています。

年少さんは、とにかくみんなでわいわい身振り手振りを楽しみながら今この年齢でしかみることのできないリラックスしたかわいらしいうたあそびの様子を。年中さんはとにかく元気いっぱい!!みんなで歌いながらも一人一人の個性が光る一生懸命な姿を。そして年長さんは合唱を通してクラスや学年の団結力やもうすぐ小学生という、どこか自信にあふれた力強さも感じていただけるような、そんな姿をみていただけたらと思っております。

今回各学年がステージで披露する歌は、昔から歌われている童謡やテンポがよく子ども達が大好きな歌、この年齢の子どもたちにぴったりな歌詞の歌など様々です。そして、年中組の『おにぎり山』と年長組がうたう『ぬけた歯』は当園の初代園長富田博先生が作詞された曲です。富田先生が作詞をされた曲は数知れずありますが、全てその歌詞の情景が目に浮かぶようなそんなうたばかりです。今回の合唱会はそんなところにも注目しながらぜひお楽しみいただけたら…と思っております。

そして、見どころは何といっても三学年の成長の差を感じられるところです。

身振り手振りがとてもかわいらしい年少の姿をみては、去年の我が子は…二年前の我が子は…と思い出しながら、こんなだったな~と懐かしんだり、幼稚園に入ったばかりの頃は親から離れることもできず泣いていたのに、今ではこんな大きなステージにお友だちと一緒に立つことができるなんて…と感慨深くなったり。そして年長児の姿をみて、あと数年後には我が子もこんな立派な姿になるのだろうかと未来の我が子を想像し子どもの成長を楽しみにする…。観客席にいらっしゃる皆さんは、きっとそんな様々な想いが駆け巡ることと思います。

 

思い返せば、昨年の今頃の合唱会は、新型コロナウイルスによる感染防止の措置として初めて学年ごと時間をずらし3回に分けて開催しました。3回の学年ごとの合唱会を終えた後の一番の印象は、とにかく子ども達の歌い終わった後の拍手が少なかったことでした。これまでは全く感じたことのなかった感想で、合唱会終了後、職員間でも話題に挙がっており、私だけの感想ではなかったようです。しかし、それもそのはずなのです。昨年度は保護者の皆様にはお子さんの在籍している学年のみの観覧ということ、そして保護者限定の観覧ということをお願いしていたため、イズミティ21の大ホールは各回全て席もまばらでした。それに加え、我が子の発表となればカメラやビデオを片手に観覧…という方も少なくなかったでしょう。そうなれば必然的に拍手だって少なくなるはずです。やむを得ない状況だったとはいえ、本来の合唱会の醍醐味である全ての学年を観ていただければ味わえる感動も、保護者の皆さんに味わっていただけなかったことがずっと心にひっかかっておりました。

昨年からの約二年間、合唱会だけではありませんが、行事の開催方法も含め、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置をとりながら…という形が今では当たり前になっております。そのような中で、教育の在り方や様々な事柄について、偏りなくその時々の状況に応じて今できるベストは何かを常々考え臨機応変に対応していきたいという思いで園運営を行ってまいりました。今回もそういった意味で今の状況ならということと、イズミティ21の大ホールという環境ならばという点から、保護者に限定せず観覧いただける方の幅を広げることにしました。

 

そんな想いを込めた今回の合唱会。

もしかすると子ども達も慣れない場所で気持ちが高揚したり落ち着かなくなってしまったり、いつもの様子と違った姿になるかもしれません。そして、担任達も得意不得意関わらず持ち回りでピアノを弾きます。ですから先生達だって大人だってドキドキです。しかし、子ども達先生達一体となって頑張りますので、どうぞ温かい目でご覧いただければ幸いです。

 

昨年から続くこのような社会情勢の中だからこそ、元気な歌声と、子ども達や先生達の頑張りを観て、合唱会にいらして下さった皆様の心も少しでも温かくなっていただけたら嬉しいです。

そのようなことを願いつつ、当日は頑張ります☆

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

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心温かい一日

今朝、幼稚園の園庭にこの冬初めて霜が降りていました。

すかさず見つけたのは子ども達。

「えんちょうせんせーい!ゆきがあるよー!はやくきてよ~!!」と促され行ってみると、タイヤ階段や丸太のところがうっすら霜で白くなっていました。子ども達は「あっ!こっちも~!!」「きてきて!こっちにもあるよー!!」と大はしゃぎ。

「あのねーうちの車のガラスもカチカチに凍っていたんだよ~」と教えてくれる子もいて本格的に寒い冬がやってくるのだと実感しました。

そんな寒い朝でしたが、今日はPTA清掃活動の日でした。

昨年度はコロナの影響でPTAでの清掃活動は中止し、子ども達と先生達とで年3回の大掃除を行いました。これまでは総務委員を置いて年3回の清掃の計画や当日の運営を行っていただき委員以外の保護者の皆さんには学年ごと割り振って年一回お掃除のお手伝いをお願いしておりました。しかし今年はこの3回の清掃活動は園の清掃担当の教員が中心に簡素化した企画を立て、保護者向けにボランティアを募り、その時来られる方でまかなおうというスタイルで行ってみました。一学期の1回目の清掃活動も60名ほどの方が、そして今回も50名程度の方がいらして下さり、普段職員ではなかなか手掛けることのできない部分を中心に綺麗にしていただきました。お父さん方の参加も多かったのと一人のお子さんにつき、なんと4名の祖父母の方がいらっしゃったご家庭もあり感謝しきりでした。

こんなにボランティアに積極的な幼稚園を誇りにさえ思います。子ども達の環境向上のためにお力を貸していただき本当にありがとうございました。

 

そして午後はコーラスサークルの皆さん『コールめるへん』のママたちの歌い聞かせがありました。3回に分けての開催で今日が最後の回でした。秋の童謡でほっこりし楽しい振り付きの歌で見ている側までワクワクし、ピアノの伴奏とお母さんたちの歌声に魅了されっぱなしの時間でした。

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クリスマスめるへん集会でもクリスマスソングを歌っていただくことになっているので今から楽しみでしょうがありません♪♪♪

 

朝は寒かったけれど心はほっかほかになったな~

そんな心温まる一日でした。

 

 

園長    伊勢 千春

 

 

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復活!おやじの会

11月中旬。

3日間かけて、おやじの会企画の『お父さんめるへんたいむ』が行われました。

昨年度は親父の会もコロナの影響を受け、一度もあそびの会を開催することができませんでした。今年もどうなるか、早い段階から話し合いが行われていましたが、その中で、親父の会企画会に参加していたメンバーからは、なんとかお父さん達と子ども達のあそびを実現できないか、という熱い思いがでていました。

当園の親父の会は、我が子との一対一のあそびの会ではなく、『めるへんの子はみんな我が子』というコンセプトのもと、その日来てくれたお父さんたちがたくさんの子ども達と関わって遊ぶこと、当日はお父さんたちにしかできないようなあそびのコーナーを企画すること、そして何よりお父さん達も子ども達と一緒に楽しむこと…これがモットーの会でもあります。そのため、これまでのあそびの会は土曜日開催で園を挙げての一大イベントとして行い、お父さんならではのどろんこ大会やお相撲コーナーなど、お父さんたちが体を張ったあそびのコーナーが目白押しでした。このように、ある意味、密集、密接が売りのような会だったため、三密回避の動きが定着しつつある今、開催するにはハードルが高い状況でした。しかし、このような社会の事情も踏まえながら、何とか開催する方法を親父の会で検討した結果、子どもとお父さんたちの濃厚な接触は避ける『非接触型』のあそびの内容にし、それでも子ども達が十分に楽しめるものをと考えて開催に至りました。さらに平日開催とし、学年ごと3日間に分けて行う計画で進めました。また、コーナーは園庭を使用し、外の広い空間で行う形での実現となりました。ですから雨が降ったら中止…という賭けのような3日間でした(笑)。しかし、3日間ともお天気は良好!3学年とも毎回約40名程度のお父さま方がいらして下さり子ども達とたくさんあそんで下さいました。

特に一回目の年長のあそびの会の時は前日が土砂降りの雨…。そのため園庭のコンディションが悪く、朝からお父さん達も園庭の水とり作業を懸命に行って下さいました。そして、三日間とも新聞を使うコーナーがあったため、大量の新聞を割いたり大きな段ボールをつなげてキャタピラを作ってくれたり。遊ぶだけでなくコーナー準備から片付けに至るまで、いらしたお父さま方が全て行って下さいました。

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コーナーの内容は

・お父さん達が的になり的をめがけて子ども達が新聞ボールをぶつける『的あてコーナー』

・戸外のプールに割いた新聞をいっぱいにしてあそぶ『新聞プール』

・お父さんたちが両手にワニの靴下をはめ暗幕から飛び出すワニをピコピコハンマーで撃退する『ワニワニパニック』

・大きな段ボールを使って『キャタピラあそび』

・沼から出てきたカッパに扮したお父さん達のカッパのお皿を新聞棒で叩く『カッパの皿割り』

・滑り台の上から大きなボールをボーリングのピンに扮したお父さんめがけて転がす『親父ボーリング』

こんな楽しいコーナーが盛りだくさんでした。これは歴代の親父の会のメンバーが考案したものがほとんどで、歴代の親父の会の皆さんの知恵や工夫が今もなお受け継がれています☆☆☆

コーナーによっては中腰姿勢が基本だったり倒れては起き上がり倒れては起き上がりを繰り返したりと体を張ることもたくさんあって体力的にもきついコーナーがあったと思います。現在リモートで仕事をしているというお父さんからは「いや~子ども達を甘く見ていました。しんどかったです~体力がかなり落ちているなーと焦りを感じました」という声も…。

頭に乗せた河童のお皿を何度割られても(叩かれても)笑顔だったお父さん…(涙)、手にワニに見立てた靴下をはめ暗幕から出したり引っ込めたりしていたため子ども達の笑顔を全く見ることができなかったお父さん…(涙)、しかし3日間どの学年のお父さま方からも「初めての体験で楽しかった」「子どもの園での様子を見ることができてよかった」などと前向きな感想をたくさんいただきました。感謝感激!!

(※写真はHP『めるへんニュース』にたくさんUPされておりますのでそちらをご覧ください☆)

 

来年は親父の会名物の『どろんこ大会』もできるかもしれません。その時までに是非体力を温存していて下さいね☆

今回のあそびの会は初めての平日開催ということでほとんどのお父さま方はお仕事の都合をつけてきて下さっており、お休みをとったり半休をとって午後から仕事!という方もいらっしゃったり。本当にありがとうございました。

『お父さん達がたくさん来てあそんでくれる』という、なんだかワクワクするいつもとは違った非日常の空間で子ども達がたっぷり遊べたことに感謝いたします。

 

来月はクリスマスめるへん集会もあります。昨年度はできなかったコールめるへんのお母さま方のコーラスと、絵本サークルのお母さま方の楽しい出し物も、縮小した時間ではありますが、盛り込んで計画しています。本来はこちらも見送る予定でしたが、現在の感染状況が落ち着いているため臨機応変な対応で進めています。

こうして少しずつめるへんの活動が戻りつつある状況に私自身も嬉しさが込み上げています。また状況が変われば活動も変わらざるを得ない状況ではありますが、本来のめるへんは、こうしてお母さん達やお父さん達も巻き込みながら子育てしている保護者にとっても楽しい園生活を送っていただけることを願って教育活動の計画を立てています。保護者の皆様にも園の教育活動に参加していただき、子ども達の様子も肌で感じていただいたり私達と一緒に子どもの成長を感じていただいたりすることが、子ども達の成長にとってもより良い方向につながっていくと思っております。

これから寒い季節に入り冬休みやお正月なども待っていると思うと、また落ち着かない日々が来ることも予想されますが、それでも世間を混乱させているこの状況が今のまま静かに静かに収束していくことを心から願います。

 

 

園長     伊勢 千春

 

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