2025年07月05日
”いろいろな人との関わりを通して思いやりの気持ちが育って欲しい”という思いから、年長・年中の子ども達が近隣の介護通所施設「ツクイ」さんへ行ってきました。始めは、初めての場所に緊張気味な子ども達。おじいちゃんおばあちゃんの近くに行ってもドキドキしてなかなか話かけられない💦でも、おじいちゃんおばあちゃんから「何歳なの?」「かわいいねぇ」と優しく声をかけられ、自然と子ども達の表情も柔らかくなっていきました。「一本橋」や「げんこつやまのたぬきさん」などの手遊びをを通して触れ合うと、ますますみんなが笑顔に✨
各クラス、折り紙で魚や雨のしずくを折ったり、シールを貼ってあじさいのうちわを作ったりしながら楽しみました。「こう折るんだよ」「やってあげるね」などなど、おじいちゃんおばあちゃん達の様子に合わせて手伝う姿に、子ども達なりに考えて関わる優しさを感じました(*^_^*)
後半は幼稚園から持っていったおもちゃで思い思いに遊びました。カプラという木のおもちゃを高く積み上げて遊んでいると、遠くにいたおじいちゃんはおもむろに立ち上がってカプラの元へ。そして「すごいすごい!ばんざーい!!ばんざーい!ほれもう一回ばんざーい!」とみんなで一緒に大盛りあがり☆
またあるおばあちゃんから「先生」と呼ばれて行ってみると、「この子達は、本当に子どもらしい子達だねぇ。」と言っていただきました。”子どもらしい子”なんて、なんて嬉しい褒め言葉でしょう✨「上手だね」「お利口だね」よりも、ずっとずっとキラキラした言葉に感じました。
最後は子ども達から歌のプレゼント。おじいちゃんおばあちゃんも知っている童謡を歌うと自然と手拍子が始まり、一緒に歌って下さる方もいます。そして、涙を流す方も。帰り際にありがとうの気持ちを込めて肩たたきやハグをすると「またおいでね」「本当にかわいいね~」と言って頂けました。。
幼老交流を通して、子ども達の元気と無邪気さがおじいちゃんおばあちゃんを笑顔にし、おじいちゃんおばあちゃんの優しさが子ども達に思いやりの気持ちを育ててくれました。”いろいろな人と関わる”からこそ、感じられるものがたくさんあった交流となりました。