2018年01月18日
幼稚園中が舞台になる劇あそびがいよいよ始まりました!子どもたちの言葉や表現を育てていくための1つのきっかけとなる劇あそび。みんなの自由な発想の中であそびを進めながら創り出していくもので、普段のあそびの延長にあります。生活の中で見たり、聞いたり、触れたりと様々な経験をするうちに印象に残ったことについて、自分から即興的に、あるいはじっくり考えながら表現したり、踊ったり、さまざまな表現をします。先生や友だちと話し合ったり、やりとりをしたりしながら、どんどん劇あそびが作られていきます。時間や空間をたくさん使い、発想を膨らませたり、自由な表現をしたりできるように工夫しています。
月曜日から始まった劇あそび。子どもたちの想像力や発想力でお話がどんどん進んでいるようです♡幼稚園ではいろいろなところから「うぉー!」「やーーー!!」など普段とは違う声が聞こえてきたり、「宝物さがしてるの!!」と探し物を必死でしたり、壁にはりついて、忍術を学んでいたり・・・(笑)いろいろな姿が見られます。それぞれのクラスでストーリーは違いますが、幼稚園中を使っているので、絵本の世界や普段の物語では出会わない登場人物たちが出会ったり、お話したりしていて、とっても楽しいです。廊下やお部屋も子どもたちの発想でどんどん変わっていきます。時には外にまで飛び出して、幼稚園外も舞台になって楽しんでいます。1日1日ストーリーが変わっていく劇あそび。今日はどんなお話かなぁ。子どもたちもお話の世界に飛び込んで、役になりきって楽しんでいます!明日はどんなお話になるのかな、わくわくですね♪
☆おまけ☆
劇あそび中の子どもたち。
子ども「おいしいパンはいりませんか?」
先生「あっ!くれるの?欲しい、欲しい!」
子ども「どれ?」
先生「じゃあ、これとこれ♡ありがとう♪ただでくれるの?」
子ども「・・・」
子ども「どうする?どうする?」
子ども「まだ決めてなかった。」
子ども「じゃ、決めるまでただでいいよ。」
先生「え!ただ?ラッキー!じゃもっと!」
子ども「・・・えーと」
子ども「ねぇ、決めた方いいよ、どうする?」
移動パン屋さんの子どもたちとの会話です(笑)友だちのひとこと、先生のひとことによってストーリーは大きく変わっていくんですね☆みなさんならなんて声をかけますか?声のかけ方ひとつで道は変わっていくんだなーとしみじみ思いました。